世界中で大ヒットしたファンタジー大河ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のネッド・スターク役や『ロード・オブ・ザ・リング』のボロミア役で知られるショーン・ビーンが、英BBCの刑務所ドラマ『Time(原題)』に出演することが明らかとなった。英Digital Spyが報じている。
3話構成となるこの新作ミニシリーズでは、大きく異なる二人の男性を主人公に、現代の英国刑事制度に関わる彼らの体験が描かれる。
ショーンが演じるのは、教師で妻子もいるが、事故で罪のない男性を死なせてしまい4年の懲役刑を課されたマーク・ヘブデン。もう一人の主役、エリック・リードは囚人を守ろうと努める刑務官だが、自分の弱点を最も危険な受刑者の一人に突き止められた時、自身の信念と家族への愛の間で選択を迫られるという。
エリックを演じるのは、ギャングドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』でアル・カポネに扮し、大ヒット冒険アクションシリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』にも出演しているスティーヴン・グレアム。SFドラマ『ヒューマンズ』や犯罪捜査ドラマ『ブロードチャーチ ~殺意の町~』で監督を務めたルイス・アーノルドがメガホンを取る。
ショーンとスティーヴンは、BBCで2010年から2012年にかけて放送された犯罪ミステリードラマ『Accused(原題)』ですでに共演しており、この度、再タッグを組むことになる。また、本作のクリエイターであるジミー・マクガヴァーン(『心理探偵フィッツ』『司祭』)は『Accused』も手掛けていたことから、この3人による息の合ったチームワークが期待できそうだ。
ショーンは、「ジミー・マクガヴァーンのドラマに再び参加できることはまさに特権であり、スティーヴンと再会できることも素晴らしいです。マーク・へブデンは、ジミーによって見事に描かれた複雑なキャラクターの一人であり、彼に息を吹き込めることを楽しみにしています」と意気込みを語っている。
ショーンは、米TNTによるドラマ版『スノーピアサー』のシーズン2に出演することが決まっているほか、現在はアニメ映画『Watch the Skies(原題)』を収録中だ。今回の新作『Time』はこの秋、リバプールで撮影予定。(海外ドラマNAVI)
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『ゲーム・オブ・スローンズ』
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