Disney+による『スター・ウォーズ』シリーズの初となる実写版ドラマ『マンダロリアン』。10月30日(金)には、待望のシーズン2がDisney+(ディズニープラス)にて独占配信スタートとなるが、主演を務めるペドロ・パスカルがマンダロリアンにもたらした唯一無二の魅力を明かした。
『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の5年後の世界を描いた『マンダロリアン』の主人公マンダロリアンは、賞金稼ぎであり殺し屋として生きる一匹狼の謎に包まれた男だ。惑星マンダロアの戦士の仮面とアーマーに身を包み、圧倒的な強さを誇る凄腕として名を轟かせているが、その素顔も名前も知られることはない。幼少期はクローン大戦での難民で、マンダロリアンたちに拾われた孤児であった。生まれは違えども、何よりも誇りを重んじる戦闘民族マンダロリアンの教義を律儀に守り、「我らの道」と仲間と唱え合う姿は最高にかっこいい戦士っぷりだ。
素顔が見えず孤独を愛する点からクールな印象を受けるが、エピソードを追うごとに彼の秘めたる優しさと情熱が伝わり、視聴者を魅了している。そのきっかけと言っても過言ではないのが、仕事で捕獲を依頼された、不思議な力を秘めたたった一人の特別な子どもザ・チャイルド。度重なって迫りくる危機の中で、まるで父親のようにザ・チャイルドを一途に守り続ける彼の姿に人々は胸を打たれ続けているのだ。ペドロはこの役を演じるうえで「彼に人間らしさと親しみを持たせたかったんだ。頭からつま先までアーマーで覆われているのに、それでも共感してもらえると思う。誰しもが心にアーマーを纏っているし脱ぐことに恐怖心がある。それが彼を身近に感じ応援したくなる一因なんだ」と語り、視聴者がマンダロリアンに愛着と親近感を持ってもらえるようにこだわったことを明かした。
また、本作で複数のエピソードの監督を務めるリック・ファミュイーワ(『DOPE/ドープ!!』)は、「顔が見えないと一体どんな人物なのかと興味を掻き立てられるんだ。やがて視聴者は彼の姿に自分自身の思いを投影するようになっていくと思う」と、素顔が見えないからこその魅力を明かしている。
『マンダロリアン』シーズン2は、10月30日(金)Disney+(ディズニープラス)にて日米独占配信。(海外ドラマNAVI)
Photo:『マンダロリアン』(C)2020 Lucasfilm Ltd.