大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』に出演するノーマン・リーダスが、ダリルとキャロルを主人公にしたスピンオフドラマについて、当初のプロットを明かした。米Entertainment Weeklyが報じている。
ノーマンが演じるダリルとキャロル(メリッサ・マクブライド)を主人公にしたスピンオフの製作が発表されたのは今年の9月だが、SiriusXMの番組『EW Live』に出演したノーマンが、実際にスピンオフの話が持ち上がったのは2018年だったと語った。
「シーズン9の第16話「嵐の予感」の撮影中に、ショーランナーのアンジェラ・カンと同エピソードで監督を務めたグレッグ・ニコテロと、今後シリーズがどこへ向かうのか将来的なことについて話し合ったんだ。そして、俺が温めていたアイデアをシェアしたところ、二人のビジョンと一致して、それから数年後に彼らからそのアイデアをやるかもしれないと電話がかかってきたんだ。嬉しかったね」と、スピンオフの製作に至るまでの過程を明かした。
しかし、ノーマンの当初の計画からは大きな変更があったという。「俺は本家が終了することを知らなかったんだ。計画としては、俺たちは退場しては(『ウォーキング・デッド』に)戻り、また退場する予定だったんだ。だから、シリーズが終わるなんて思ってもなかった。正直なところ、シリーズが終わらないことを望んでいたよ。だって本家だからね。オリジナルシリーズを去るのが怖いし、新境地も怖い。スピンオフにワクワクしているし、どんな番組になるのかも楽しみだけど、本家の終わりは見たくない。予想してなかったからさ」とノーマンとキャロル役のメリッサは一時的に『ウォーキング・デッド』を退場し、スピンオフへ移る予定だったという。スピンオフを楽しみにしつつも、長年にわたり出演した同作が終了することに動揺し、複雑な気持ちになっているようだ。
ダリルとキャロルが主人公となるスピンオフは、シーズン10の第1話で二人がバイクでニューメキシコへ向っていたことから、その地が舞台になると見られている。一方でカンは、「ロードトリップのドラマになる」とも述べていたことから、二人が点々と場所を変えながら旅を続ける展開もありそうだ。
なお、FOXチャンネルの公式YouTubeでは、ノーマンとメリッサがニューヨークコミコンでスピンオフについて語った特別映像が公開中だ。こちらも要チェック!
(海外ドラマNAVI)
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