南アフリカを舞台に、ダイヤモンドの不法取引に巻き込まれたボディガード、イスラム過激派による大規模テロの企てを阻止すべく奮闘する諜報局、そこで働き始めた元専業主婦のスリリングなロマンス、同時進行する3つのストーリーが絡み合い思いがけない方向に展開していくクライム・アクション『TRACKERS/追跡者たち』が、12月2日(水)より配信されることが決定した。
「流血のサファリ」などで知られる南アフリカのサスペンス小説家デオン・メイヤーの世界的ベストセラー「追跡者たち」をベースにした本作は、南アフリカの有料チャンネルM-Netとドイツの公共放送局ZDF、アメリカのネットワークCinemaxが共同製作。ローカルによるリアルな世界観にこだわり、撮影クルーの80パーセントを南アフリカ人が占め、メインのキャストにほぼ全員同国出身の俳優を起用した。2019年10月に放送が開始した南アフリカでは大ヒットを記録し、初回視聴率はあの『ゲーム・オブ・スローンズ』を超え、19年の同局最高視聴率をマーク。
そんな注目作のあらすじは――。
前年の大きなミスによって閉鎖の危機に瀕している南アフリカの諜報機関PBIは、アルカイダが地元テロ組織と共謀し、ケープタウンに武器を密輸して大規模テロを実行しようとしているという情報を得る。ボディガードのレンマー(ジェームズ・グレイシー『ブルー・ダイヤモンド』)は、ある大きな代物の密輸の護衛を頼まれる。横暴な夫と息子を残し、家を出た主婦のミラ(ローランダ・マライス『CHARLIE JADE チャーリー・ジェイド』)はリサーチャーとしてPBIで働き始めるが、一瞬の判断ミスが禁断のロマンスに発展し大きなトラブルに巻き込まれるPBIの捜査が進むうち、これらすべてが結びつき、ある一つの陰謀へと導かれていく...。
キャストを起用しただけでなく、全6話すべてを南アフリカで撮影。遠くにテーブルマウンテンがそびえるケープタウン、カルーの砂漠地帯、クルーガーの大平原など壮大な景色が広がるなかで繰り広げられるダイヤの不法取引や絶滅危惧種のクロサイの密輸、イスラム過激派のテロ組織やギャンググループの横行、悪徳政治家、ミラやジャニーナのキャラクターで描き出されるタフな女性像など、南アフリカの現代社会をリアルに描き出している。
著者メイヤーが映像化を強く願い自ら制作会社にアプローチしてドラマ化が実現し、メイヤー自身も制作総指揮の一人として制作にも積極的に関わっている。
密輸、テロ、禁断のロマンス 広大な南アフリカを駆け抜けるクライム・アクション『TRACKERS/追跡者たち』は、Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて12月2日(水)全話一挙配信。(海外ドラマNAVI)
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『TRACKERS/追跡者たち』
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