大人気ファミリードラマ『フルハウス』と、その30年後を描く『フラーハウス』の両シリーズでクリエイターを務めたジェフ・フランクリンが、撮影で使用された"あの家"を売却したことが明らかとなった。米TMZが報じている。
フランクリンは2016年にタナー家が暮らす、あの赤い扉の家を購入していた。
『フルハウス』と『フラーハウス』が実際に収録されたのはハリウッドのスタジオで、家の外観を撮影するときだけサンフランシスコに所在するタウンハウスが使用されていた。
フランクリンはこの家を約400万ドル(約4億5400万円 ※当時のレート)の価格で購入し、ドラマと同じように玄関を赤い色合いにペイントし始めたのだという。ところが、近隣の住人がシリーズと同じにすると番組のファンや観光客が大勢訪れて混乱をきたすと懸念し、フランクリンの改修計画に反対の意を唱え、その結果、家の改修許可が下りずに玄関は黒色に塗られたそうだ。
こうして、『フルハウス』と同じように家を改修するフランクリンの夢が打ち砕かれてしまったため、彼は家を売り出すことに決めたと報じられている。現在は535万ドル(約5億6400万円)で売りに出されている。
この家には最上階に主室があり、暖炉とウォークイン・クローゼット、スパのような設備があるバスタブが備え付けられ、家からはサンフランシスコ湾が望めるとのこと。
2016年に家の購入を決めたフランクリンは、「この物件が売りに出されたときは、"絶対に買わねば"と思いました。この家にはセンチメンタルな思い入れがあって、『フルハウス』の一員がこの家を所有し、ファンのために維持出来ることを嬉しく思います」とコメントしていた。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
Netflix『フラーハウス』