1987年から94年にかけて放送されたSFドラマ『新スター・トレック』でウェスリー・クラッシャーを演じたウィル・ウィートンが、『スター・トレック』ユニバースにカムバックする可能性はあるのだろうか? その点について、ウィルがシリーズに対する思いを語っている。米Comicbook.comが報じた。
『新スター・トレック』は、オリジナル版『スター・トレック/宇宙大作戦』の約80年後を舞台に、U.S.S.エンタープライズDを率いるジャン=リュック・ピカードを中心に、銀河を旅する彼と乗組員たちの冒険が描かれる。
「Trek Movie」のインタビューでウィルは、今年スタートした米CBS All Accessの『スター・トレック:ピカード』にピカード役でカムバックしたパトリック・スチュワートとの再共演を熱望していると語った。「もし、彼らが僕の出演に興味があるなら、"イエス"の答えを手にするためにできる限りのことをやるよ。またパトリックと一緒に仕事ができて、再び彼と共演できる特権を得ることができたら、それは信じられないほどの贈り物と喜びになるだろう。きっと素晴らしく、絶対に実現させたい驚くべき経験になるんじゃないかな」
WIL WHEATON Wants to Reunite With PATRICK STEWART in 'STAR TREK: PICARD' https://t.co/8imWOnPCKr pic.twitter.com/v3P0Blu2ci
— ComicBook NOW! (@ComicBookNOW) September 16, 2020
現時点では、『ピカード』にウィルが演じたウェスリーを登場させる計画があるのかどうかは不明だが、過去にComicbook.comのインタビューで、『新スター・トレック』でウィルと共演し、『ピカード』にウィリアム・ライカー役で続投して監督も務めているジョナサン・フレイクスがその可能性について述べていた。「私は、またメガホンを取るために番組に戻って来ると思うし、『新スター・トレック』の他のメンバーも登場する可能性が高いと思う」
『ピカード』シーズン1には、パトリックやジョナサンをはじめ『新スター・トレック』からディアナ・トロイ役のマリナ・サーティス、データ役のブレント・スパイナー、セブン・オブ・ナイン役のジェリ・ライアンが登場している。また、U.S.S.エンタープライズDの機関部長ジョーディ・ラ=フォージに扮したレヴァー・バートンが、『ピカード』で『スター・トレック』ユニバースに復帰する可能性をほのめかせていた。
ここ近年、ウィルは大人気シットコム『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』で8シーズンわたり本人役でゲスト出演し、米CWのDCドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』や米Huluのホラー・アンソロジードラマ『Into the Dark(原題)』に姿を見せている。
『スター・トレック:ピカード』シーズン2は、2021年1月よりCBS All Accessにて配信予定。シーズン1は日本ではAmazon Prime Videoにて配信中。ウィルが念願叶ってシリーズへ復帰できるか、今後の動向を見守っていきたい。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
ウィル・ウィートン (c)FAM008/FAMOUS