『プリズン・ブレイク』に別れを告げたウェントワース・ミラー、『LAW&ORDER』に出演

プリズン・ブレイク』の主人公マイケルを演じたウェントワース・ミラーが今後、本作にカムバックすることはないと報告していたことは当サイトでもお伝えして通り。そして、この度『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』に出演することがわかった。

米TV Lineが報じたところによると、ウェントワースは本作のシーズン21で演じた検察官イザイア・ホームズとしてシーズン24に再登場する。今回ホームズは、ブルックリン地方検事の公民権を扱う部署のリーダーに昇進したという設定に。彼の元同級生の一人が捜査の対象となり、カリシ(ピーター・スカナヴィーノ)はホームズに協力を要請するというストーリーになるそうだ。

そして、このホームズの昇進により、シーズン12で降板したクリストファー・メローニ演じるエリオット・ステイブラー刑事がNYPD所属の組織犯罪ユニットのリーダーとしてカムバッムするスピンオフ『Law & Order: Organized Crime(原題)』に出演するのではという期待も持てそうだ。

実は『プリズン・ブレイク』終了後に、『LAW&ORDER』のシーズン11で別のネイト・ケンドール刑事という役を演じたこともあり、本作には縁がある。

ウェントワースは先日、自身のInstagramで、「ストレートのキャラクターは演じたくないんだ。もう物語はすべて語り尽くされたしね(2度も)。もし、次のシーズンを楽しみにしている人がいたら、がっかりさせたことになるね。申し訳ない」と投稿。『プリズン・ブレイク』への復帰はないことをはっきり意思表示した。さらに『プリズン・ブレイク』では同性愛者であることを伏せていたままブレイクしたことから、アクション作品への出演オファーが増え、『POSE』や『Looking/ルッキング』といったLGBTQドラマに出演するようなキャリアを築いてこなかったことを後悔していると明らかにしていた。

ウェントワースが登場する『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』エピソードは、本国で2021年初めに放送される予定。(海外ドラマNAVI)

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Photo:ウェントワース・ミラー ©FAM008/FAMOUS