『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』と新スピンオフがクロスオーバー?

大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』のスピンオフ第2弾となる『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』が、新たなスピンオフ『Tales of the Walking Dead(原題)』とクロスオーバーする可能性について、ショーランナーが語っている。米Screen Rantが報じた。

『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』は、アイリスとホープという二人の若い女性を主人公に、世紀末的な世界で育つ"第一世代"に焦点を当てたシリーズ。すでに同作はシーズン2で終了することが番組開始前に決定していたが、本家とスピンオフ第1弾の『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』がクロスオーバーしているように、『ワールド・ビヨンド』のキャラクターが同じフランチャイズ作品に登場する可能性はあるのだろうか? その疑問にショーランナーのマット・ネグレテが答えている。

「『ワールド・ビヨンド』は現時点では2年間のシーズンを予定しているから、その終わりに向けて執筆を続けているところだよ。もしAMCが計画を変更したとしても、これらのキャラクターのことをもっと長く書くことはできるだろう。計画が変更されなくても、クリエイティブ的にシーズン2の結末に視聴者は満足してくれるんじゃないかな。『ワールド・ビヨンド』のキャラクターが『Tales of the Walking Dead』に姿を見せる可能性はある。過去のストーリーにチラッと登場するか、もしくは未来で目にする機会があるかもしれない。そういったことは、間違いなく可能性があると思っているよ」とコメント。『ワールド・ビヨンド』がシーズン2で終了しても、ほかのシリーズで同作のキャラクターが登場する確率は低くないことを示唆している。

『Tales of the Walking Dead』はアンソロジーシリーズになると伝えられているが、その概要やキャラクターなどに関する詳細は不明。本家はシーズン11での終了が決まったが、ダリル(ノーマン・リーダス)とキャロル(メリッサ・マクブライド)を主人公にしたスピンオフドラマの製作が発表されており、3部作となる映画も控えるなど、シリーズのユニバースはさらに拡大中だ。

『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』(全10話)はAmazon Prime Videoにて独占配信中。毎週金曜に新エピソードが到着している。(海外ドラマNAVI)

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『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』
(C)Carlos Serrao/AMC