米Syfyで放送スタートしてシーズン3で打ち切られた後、米Amazonに救済されたSFドラマ『エクスパンス -巨獣めざめる-』が、更新されたシーズン6でファイナルを迎えることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
『エクスパンス』は、ジェイムズ・S・A・コーリイのベストセラーSF小説「巨獣めざめる」のドラマ化。小惑星帯に人類が進出した200年後の未来を舞台に、対立していた地球と火星、小惑星帯の人々が団結し、外宇宙からやってきた宇宙生物の脅威に立ち向かうさまが壮大なスケールで描かれるシリーズ。
2018年に本シリーズがSyfyにキャンセルされた際、ファンが「#SAVE THE EXPANSE（エクスパンスを救え）」という救済キャンペーンを開始。その運動が功を奏し、小説のファンだというAmazonのCEOジェフ・ベゾスに救い出されてシーズン4へ更新された。
12月16日（水）にAmazonでシーズン5が配信開始される3週間前に新シーズンへ更新されたが、シーズン1よりパイロットのアレックス・カマル役でレギュラー出演していたキャス・アンヴァーは、今夏に性的違法行為で次々に告発されたことを受け降板が決定。
キャス以外のレギュラーキャストは、シーズン5で命を落とさない限りはシーズン6に続投するものと見られており、シーズン4まではカンタベリー号の航海士ジム・ホールデン役のスティーヴン・ストレイト、エンジニアのナオミ・ナガタ役のドミニク・ティッパー、整備士のエイモス・バートン役のウェス・チャサムらが出演している。また、ショーランナーのナレン・シャンカルとスティーヴン・ストレイトもファイナルシーズンにカムバックする予定。
シーズン6は2021年1月20日に撮影開始を予定しているが、新型コロナウイルスの影響により変更される可能性はあるという。最終章に向け見逃せない『エクスパンス -巨獣めざめる-』シーズン5は、12月16日（水）よりAmazon Prime Videoにて配信スタート。（海外ドラマNAVI）
Photo:
Amazon Prime Video『エクスパンス -巨獣めざめる-』
