ヒュー・グラント、『ブラック・ミラー』クリエイターが手掛けるNetflix"2020年モキュメンタリー"で歴史家に

ニコール・キッドマンと夫婦役を演じる『フレイザー家の秘密』の日本初放送が決定したばかりの英国俳優ヒュー・グラント。近年はテレビシリーズにも活躍の幅を広げている彼が、NetflixオリジナルのオムニバスSFシリーズ『ブラック・ミラー』のクリエイターが手掛ける"2020年モキュメンタリー"(フィクションをドキュメンタリーのように見せる作品)に出演することが明らかになった。米Deadlineが報じている。

『ブラック・ミラー』のクリエイターで英国出身のチャーリー・ブルッカーは、ディストピアの世界を描くことに造詣が深く、パンデミックの年となった2020年をその題材にしているのは、まさに彼らしいと言えるだろう。

Netflixはこのプロジェクトについての詳細をまだ明らかにしていないが、ブルッカーの新作でカツラをかぶった"不快な"歴史学者を演じると、米New York magazineにヒュー自身が明かした。

ブルッカーは、英BBCの『Annual Wipe(原題)』シリーズでよく知られているが、これはその年のニュースイベントや文化的な出来事を暗くそしてコミカルに振り返る作品。このシリーズは2006年から2016年までイギリスで放送されていたが、『ブラック・ミラー』に取り掛かるために中断していた。

英ガーディアンの元コラムニストは、今年初めにBBC Twoでブルッカーのスペシャル番組『Charlie Brooker"s Antiviral Wipe(原題)』を放送し、新型コロナウイルスのパンデミックに対する報道と世間の反応に焦点を当てていた。

本作については引き続き、続報がわかり次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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ヒュー・グラント
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