英長寿SFドラマ『ドクター・フー』のクリスマス特別番組をもって、あのレギュラーキャスト二人が降板することが明らかとなり、ドクター役で主演するジョディ・ウィッテカーがコメントしていることがわかった。英Digital Spyが報じている。
この度、ホリデーシーズンに放送される特別番組を最後に降板することになったのは、シーズン11よりドクターのコンパニオンであるグレアム・オブライエン役を演じていたブラッドリー・ウォルシュと、彼の継孫にあたるライアン・シンクレアに扮したトシン・コールだ。
二人は、2021年1月1日(金)に英BBCにて放送される「Revolution of the Daleks(原題)」でシリーズに別れを告げることになる。そのエピソードでドクターとグレアム、ライアンの3人は、キャプテン・ジャック・ハークネス役でカムバックするジョン・バロウマンとタッグを組み、ドクターの宿敵であるダーレクと対決する展開になるという。
トシンは、「世界中のファンと一緒に、カルチャーに影響を与える作品に参加できたことを光栄に思っているよ」とコメントし、最後のシーンを撮影したときは感極まってしまったが、厳しい撮影スケジュールから解放されて休めることを楽しみにしているとも語っていた。
そしてブラッドリーは、『ドクター・フー』のすべてが恋しくなるだろうと言い、最終エピソードの撮影終了後も出演キャストとマメに連絡を取っていると述べている。
そんな二人を見送ったドクター役のジョディは、「本当にショックだったわ。キャラクターや何が起こるか詳細に関係なく、二人と共演する最後のシーンだとわかっていたから...。長いこと、こんなに泣いたことがなかった。二人とも私を控え室に担いで行かなくちゃならないほどだったの」と言い、なかなか二人の降板が受け入れられずに辛い思いをしたようだ。
ブラッドリーとトシンのファイナル・エピソードとなる「Revolution of the Daleks」は、元日に英BBCにて放送予定で、すでにシリーズはシーズン13へ更新されている。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
『ドクター・フー』シーズン12 (c) BBC Studios