『スター・トレック:ディスカバリー』シーズン4にデヴィッド・クローネンバーグ監督が続投!その出演が意味することとは?

SF映画『ザ・フライ』や『裸のランチ』などで知られる鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督が、米CBS All Accessの『スター・トレック:ディスカバリー』シーズン4に続投することが明らかとなった。米Screen Rantが報じている。(※本記事はシーズン3の展開を示唆する内容がありますのでご注意ください)

新たな世界と生命を発見する任務に赴いた、U.S.S.ディスカバリー号の乗組員の旅路が描かれる『ディスカバリー』のシーズン3では、マイケル・バーナム(ソネクア・マーティン=グリーン)らが930年先の未来となる32世紀に送り出される。

シーズン3では複数の新キャラクターが登場し、クローネンバーグが演じるセクション31のエージェント、コヴィッチもその一人だ。コヴィッチはシーズン3の第5話「鋼の意志」で初登場し、第9話「時空を、永遠に(前編)」にも姿を見せる。コヴィッチはフィリッパ・ジョージャウ皇帝(ミシェル・ヨー)に特別な関心を示し、第5話の尋問中に、彼女の故郷に関する衝撃的なニュースを明かすという展開となっている。

さらに、クローネンバーグのゲスト出演は2話では終わらず、最新のインタビューでシーズン4にも続投すると明かした。クローネンバーグはコヴィッチについて、「彼はある種の学がある歴史家でもあり、尋問者でもある。コヴィッチはジョージャウ皇帝と同じく、自分の手の内を見せない。そして、彼は彼女の秘密を暴こうとするが、実は彼女も彼に対して同じことをしているんだ」と、自分が演じた役とシーンを分析している。

シーズン4にクローネンバーグが続投するということは、さらにコヴィッチが物語の展開に深く関わってくることを意味すると考えられそうだ。

クローネンバーグは、『エイリアス』や『ハッピー・タウン/世界一幸せな狂気』『ジェイソンX  13日の金曜日』など数多くのドラマシリーズや映画に出演しており、2017年にNetflixで配信されたミニシリーズ『またの名をグレイス』では、牧師のベリンジャー役でレギュラー出演していた。

更新された『スター・トレック:ディスカバリー』シーズン4は、すでに今年11月上旬に撮影が開始されていることから、2021年後半には配信開始されそうだ。シーズン3は、Netflixにて毎週金曜に新エピソードが配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:公式Twitterより