『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』でマーティ・ディークスを演じているエリック・クリスチャン・オルセン。プロデューサー業にも力を注いでいる彼が新作ドラマ3本を進行している。米Cinema Blendなどが報じている。
まず、1本目は同名ウェブシリーズにインスパイアされた『Dadholes(原題)』。まったく共通点がない二人の父親を主人公に、彼らの子どもたちが幼稚園で友だちになったことをきっかけに、父親も一緒に過ごさなければならなくなる...というストーリー。ウェブシリーズは、再生回数が400万回を超えるヒットになっている。
エリックは、Netflixのファミリーコメディ『The Ranch ザ・ランチ』や、米CBSのコメディドラマ『The Neighborhood(原題)』などで脚本・プロデュースを担うブライアン・キース・エスリッジと共同製作総指揮を務める。現時点ではキャストは発表されていない。
そして2本目は、米Huluで製作される1話30分のコメディドラマ『Fruit Man(原題)』。自宅の中庭で"知恵の樹"が育っていることを発見した神経質なブルックリンに住む主人公が、その力を借りて自分の人生を変えようと試みる。ダニエル・コレン(『Hayom BaLayla(原題)』)とキーラン・ヴェラ(『Totally Killer(原題)』)がクリエイターを務め、コレンが主人公を演じる。ヴェラは脚本も兼任し、エリックの製作会社Cloud Nineと共同で製作することになる。
3本目となる『First Lady(原題)』は、2018年11月に製作が発表され、自分の人生を取り戻そうと決心した米国大統領夫人(ファーストレディ)を主人公にした作品。このプロジェクトが最初に発表された際、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』でトニー・ディノッゾを演じたマイケル・ウェザリーがエリックと製作総指揮を務めると報じられていたが、現在でもマイケルが携わっているのかどうかは確認取れていない。ジェシカ・グラスル(『ホワイトカラー』『HAWAII FIVE-0』)とコリン・ブリンカーホフ(『グッド・ワイフ』)が脚本を務め、グラスルはエリックと製作総指揮にも名を連ねている。
『NCIS:LA』にレギュラー出演するだけでなく新作3本の製作も控え、2021年もエリックは大忙しになりそうだ。なお『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』シーズン12は、年末年始の休みを挟み1月3日(日)より米CBSにて放送再開されたばかり。(海外ドラマNAVI)
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エリック・クリスチャン・オルセン (c)NYPW/FAMOUS