ジェニー・ガース&トーリ・スペリング、『再会白書』ではない通常の『ビバヒル』続編製作について言及

1990年代に世界中で大ヒットした青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』。オリジナル版で輝いていたキャストたちのその後を追ったコメディ『ビバリーヒルズ再会白書』も放送されたが、"正統"な続編ではなかった。昨年秋よりポッドキャストに揃って出演しているジェニー・ガース(ケリー・テイラー役)とトーリ・スペリング(ドナ・マーティン役)が、『再会白書』とは違ったリブート版製作が期待できるのかどうかを明かしている。米Hollywood Lifeが報じた。

シーズン2への製作に至るほどの人気にはならなかった『ビバリーヒルズ再会白書』。ポッドキャストでは本作見直し、感想を述べた二人。

今作のアイデアを思いついた当時、ジェニーは「リブートをストレートにやるべきか? あのキャラクターを再び演じて今の年齢になった彼らを見せるべきなのか?」と自問自答したという。しかし、彼女とトーリは "何か違うこと、革新的なことをすること"に固執していて、それがあのような形の作品になったという。しかし、異なることが必ずしも良いとは限らず、それにはジェニーも同意見のようだ。

「(『再会白書』が)好きだったという人と、そうじゃなかった人がいたわ。ストレートなリブートが望まれていたのね」

『ウィル&グレイス』などのように、最近頻繁に製作されているストレートなリバイバルを行うことには反対していないという。しかし、彼女は「皆がそれぞれのキャラクターに戻ることなんて想像できないけど、もっとクレイジーなことが起こったの」と話した。

批判を受け止めているジェニーに対し、トーリはもう少し楽観的に考えているようだ。「去年の夏は楽しかった。またバンクーバーで皆と一緒に暮らせたなんて。もうこのまま終わりで今後一緒に何もしないなんて考えられない。また一緒に何かしたいの」と、また皆揃って何かを作り出してくれるようなコメントも飛び出した。

ジェニーとトーリは、現時点では何かのプロジェクトがあるかどうかを明らかにしていないが、1990年から2000年の10シーズンにわたって放送された本作の大ファンとしては、あのキャラクターたちが今日までどうやって人生を送ってきたのか、その様子を見ることができる日が来ることを期待することしかないだろう。(海外ドラマNAVI)

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トーリ・スペリング&ジェニー・ガース©NYKC