ドラマ『アメリカン・ゴッズ』や『グッド・オーメンズ』の原作者ニール・ゲイマンが手掛けたDCコミックス「サンドマン」をドラマ化する『サンドマン』。Netflixが製作するドラマ版で、米HBOの大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャスト二人が再共演を果たすことが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
コミックス版「サンドマン」は、現代フィクションや歴史ドラマ、そして伝説などが織り交ざった現代神話のダークファンタジーで、主人公はモルフェウスなどの異名を持つドリーム。彼は夢が具現化した存在であり、ドリームと彼の兄弟たちは世界の誕生と同時に生まれたとされている。
全11話となるドラマ版では、原作者のゲイマンとデヴィッド・S・ゴイヤー(『ダークナイト』)が製作総指揮を務め、アラン・ハインバーグ(『ワンダーウーマン』)が脚本とショーランナーを担う。
この度、ドラマ版で再共演することになった『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャストは、女戦士ブライエニーを演じたグウェンドリン・クリスティーと、タイウィン・ラニスターを演じたチャールズ・ダンスだ。
THE SANDMAN - a new dark fantasy Netflix series based on the comic book series created for DC by Neil Gaiman. Starring: all of these great people... pic.twitter.com/h9CamoNjl2
— Netflix UK & Ireland (@NetflixUK) January 28, 2021
グウェンドリンは地獄の支配者であるルシファーを演じる。このゲイマンが生み出したルシファーは、米FOXからNetflixへ移った人気ドラマ『LUCIFER/ルシファー』の主人公ルシファー・モーニングスターのモデルとなったキャラクターだ。
チャールズが演じるのは、"山師、脅迫者、魔術師"と紹介されているロデリック・バージェス役。コミックスではロデリックによる不正な取引で、すべての物語が動き始める。そして、主人公ドリームにキャスティングされたのは、英国俳優トム・スターリッジ。トムは英ドラマ『ホロウ・クラウン/嘆きの王冠』や映画『メアリーの総て』、『ベルベット・バズソー:血塗られたギャラリー』などに出演している。
その他には、ヴィヴィアン・アチャンポン(『魔女がいっぱい』)が、ドリームの領域の主任司書で、彼が最も信頼している仲間の一人であるルシエンヌ役で出演。"世界が持っているすべてのものを味わいたい逃亡した悪夢"と称されているコリンシアン役には、ボイド・ホルブルック(『ナルコス』『ザ・プレデター』)がキャスティングされている。そして、アシム・チャウドリー(『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』)とサンジーヴ・バスカー(『埋もれる殺意』)が、それぞれ"最初の犠牲者"となるアベルと、"最初の捕食者"となるカイン役を演じる。
ドラマ版『サンドマン』は、8月5日(金)よりNetflixで独占配信。(海外ドラマNAVI)
★『サンドマン』を見る★
Photo:
『ゲーム・オブ・スローンズ』(C)2020 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.