地獄の支配者であることに飽きてロサンゼルスに舞い降りた悪魔ルシファーが、 女刑事とタッグを組んで事件を解決していく人気ドラマ『LUCIFER／ルシファー』。過去のシーズンで、かなり意欲的なストーリーを描くアイデアが立ち消えになったという製作秘話をショーランナーが明かした。英Digital Spyが報じた。
米CBRのインタビューに応えた製作総指揮のジョー・ヘンダーソンが、シーズン2の計画を練っていたときに、ルシファー（トム・エリス）が政界へ進むアイデアについて話し合っていたと明かした。
「考えていたストーリーのひとつが、ルシファーがロサンゼルスの地方事務所で立候補する筋書きだったんだ。それは、トランプが大統領選に出馬した初期の頃で、ワーナー・ブラザースが"そうだな。少し政治的な緊張感が高まり始めているし、現在、政界で起きていることがかなりクレイジーになってきている。だから、そのエピソードが放送されるまでに現状が落ち着いているかどうかわからない"と言われてね。それで僕たちは、"いいじゃないですか。そんなにクレイジーにはならないでしょう？"と返事をしたんだ。だけど、そのエピソードが放送されていたはずの時期までに、現実と比較したら僕たちが考えていたアイデアは色褪せていただろう」と、現実の大統領選や政界で起きていた出来事の方がドラマチックになってしまったと述べた。
なお、シーズン5で終了するはずだった『ルシファー』は紆余曲折を経てシーズン6へ更新。さらに、最初は全10話の予定だったシーズン5が16話へ増えたが、現時点では後半エピソードの配信開始日は明らかになっていない。以前のインタビューでシリーズの脚本家が、「新型コロナウイルスの影響で計画が狂い、いつ後半エピソードがリリースされるのかわからない」と明かしていた。
『LUCIFER／ルシファー』シーズン5後半エピソードのリリース日が発表され次第、新情報をお伝えしたい。シーズン1～4＆シーズン5前半エピソードは、Netflixにて配信中。（海外ドラマNAVI）
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Netflix『LUCIFER／ルシファー』
