『ダーク・マテリアルズ』ルース・ウィルソン、新作犯罪ミステリーに出演

米HBOのダーク・ファンタジードラマ『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』でコールター夫人を演じるルース・ウィルソンが、新作犯罪ミステリー作品に出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

ルースが出演するタイトル未定の新作映画で中心となるのは、世界に疲れたストッパード警部補と新米のストーカー巡査。ハリウッドの映画プロデューサーが、人気が高い舞台劇を映画化しようと必死になっていた最中、製作メンバーが殺害される事件が起きる。ストッパード警部補とストーカー巡査が、この不可解な事件を解決しようとするが...というストーリー。

現時点ではルースが演じるキャラクター名や詳細は明かされていない。ストッパード警部を演じるのは、第二次世界大戦を舞台にした『ジョジョ・ラビット』や、ディック・チェイニー元米国副大統領を描く『バイス』に出演する他、『スリー・ビルボード』でアカデミー賞助演男優賞に輝いたサム・ロックウェル。その相棒ストーカー巡査に扮するのは『ハンナ』や『レディ・バード』などでお馴じみ若手演技派女優シアーシャ・ローナンだ。

そして、『戦場のピアニスト』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディが、レオ・コペルニックというキャラクターを演じる。その他にキャストに名を連ねるのは、『グローリー/明日への行進』や『ミッドナイト・スカイ』に出演しているデヴィッド・オイェロウォ。『ソルジャーズ 連合軍を救った男たち』のトム・ジョージが監督を務める。

イギリス出身のルースは、英犯罪捜査ドラマ『刑事ジョン・ルーサー』の犯罪者アリス・モーガン役や、不倫サスペンスドラマ『アフェア 情事の行方』で主人公の小説家ノアと不倫関係に陥るウェイトレスのアリソン・ロックハートを演じていた。

ルースが豪華キャストと共演を果たす新作映画は、2021年に全米でリリース予定。なお、『ダーク・マテリアルズ』は更新されたシーズン3で幕を閉じる。日本ではシーズン2が2月25日(木)よりスターチャンネルにて日本初放送。(海外ドラマNAVI)

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ルース・ウィルソン(c)NYKC/FAMOUS