『ベター・コール・ソウル』ボブ・オデンカーク、「最終シーズンでは多くの狂気を見るだろう」

米AMCの人気ドラマ『ブレイキング・バッド』の前日譚となるスピンオフ『ベター・コール・ソウル』に主演するボブ・オデンカークが、ファイナルとなるシーズン6では「多くの狂気を見るだろう」と語っている。

『ベター・コール・ソウル』では、『ブレイキング・バッド』でソウル・グッドマンと名乗っていた悪徳弁護士が、ジミー・マッギルだった時代が語られる。その各エピソードの冒頭では、『ブレイキング・バッド』後の世界でジーン・タコビッチと名乗り、ファストフード・チェーン店で働くジミーの様子が白黒で描かれるのだが、ファイナルシーズンではそのシーンがさらに増えるという。

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ボブ・オデンカークが米The Wrapのインタビューに答え、「そうだよ。そうなると思うよ。(ジミーの)計画が狂い始めて多くの狂気を目にするだろうね」とコメント。シーズン5の冒頭で、アルバカーキでタクシー運転手が、ジーンと名乗るジミーがソウル・グッドマンだと気づく。その結果、正体がバレたことに動揺したジミーが、失踪の手助けをするエド・ガルブレイス(ロバート・フォースター)に連絡を取って姿を消そうと考えるが、自分で何とか解決しようと心変わりしていた。

その展開についてボブが、次のように自分のキャラクターを分析している。「彼は、『ブレイキング・バッド』を含む一連の出来事の過程で、いかに自分自身とインスピレーション、動機を管理するか学んだと思いたいね。すべてを失った人生経験が豊富な人物として、どのようにジーンが振舞うかを目にするだろう―。少なくとも一度はね。ジーンが自分を守るために、あるいは世界に反撃するために何をするのだろうか...って考えるよ」と述べている。

そして、いかにジミー・マッギルがソウル・グッドマンへ変貌を遂げるかについては、そこに至るまでに大きな出来事が起こるはずで、それはジミーの恋人で弁護士のキム・ウェクスラー(レイ・シーホーン)が関係していると少し種明かしをした。

なお、ボブは本作で第78回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門男優賞にノミネートされている。現時点では、『ベター・コール・ソウル』ファイナルとなるシーズン6の放送開始日は未定。(海外ドラマNAVI)

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『ベター・コール・ソウル』(c)Warrick Page/AMC/Sony Pictures Television