DC新作ドラマ『スーパーマン&ロイス』は他のスーパーヒーロー作品と一線を画す

アローバース作品7本目となるDC新作ドラマ『スーパーマン&ロイス』が、いよいよ米CWにて今月放送開始。これまで数多くのスーパーヒーロー作品が誕生してきたが、正直、ここまで増えると他の作品と区別をつけるのが難しくなる。『スーパーマン&ロイス』のクリエイターやキャストは同ジャンルの作品との差別化について語る。米Comicbook.comが報じた。

TV批評家協会の冬季プレスツアーに登場したショーランナーのトッド・ヘルビングは、『スーパーマン&ロイス』のアプローチについて、「(ビジュアル的には)アスペクト比からシネマトグラフィ-、家や農場のデザインまで、長編映画を製作するようなアプローチで取り組んだ。地上波のCWは、ケーブル局や配信サービスのスーパーヒーロードラマと競い合わなければならず、同等のクオリティを視聴者に提供したい」と述べた。

そして、ロイス・レイン役で続投するエリザベス・トゥロックは、視聴者が共感できるリアルな問題を取り上げている点が本作の特徴だと説明する。「本当に地に足が着いていて、すごく現実的。ロイスは実力があるジャーナリストで夫はスーパーマンだけど、この夫婦は信じられないほど親しみやすく、普通の人々が直面している同じ問題に対処している。その点に観客が共感してくれることを望んでいる」

先月公開された予告映像では、ロイスとクラーク・ケント/スーパーマンがデイリー・プラネット社の仕事を失ったシーンが登場しており、二人は一般の人々がぶつかる同じような問題に直面し、悩むことになるようだ。

そして新キャストとして、クリプト人の科学者でスーパーマンの父親でもあるジョー=エル役に、『CHUCK/チャック』や『クリミナル・マインド FBI行動分析課』、『カリフォルニケーション』などに出演するアンガス・マクファーデンが決定した。

他のスーパーヒーロードラマとの違いにも注目したい『スーパーマン&ロイス』は、CWにて2月23日(火)に放送スタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Superman & Lois』公式Twitterより