【放送】アメリカ人気ドラマランキング、『キャッスル』クリエイターの新作が『シカゴ』シリーズを上回る

全米視聴率ランキングのトップ10(ニールセン調べ)が発表された。2月1日(月)からの週の順位は以下の通り。

1.『第55回スーパーボウル』(CBS)
2.『SUPER BOWL LV POST-GAME』(CBS)
3.『EQUALIZER』(CBS)
4.『シカゴ・メッド』(NBC)
5.『シカゴ・ファイア』(NBC)
6.『ブルーブラッド』(CBS)
7.『9-1-1:LA救命最前線』(FOX)
8.『シカゴ P.D.』(NBC)
9.『911: LONE STAR』(FOX)
10.『私立探偵マグナム』(CBS)

一年で最も多くの視聴者を集めると言われるスーパーボウルの第55回が2月7日(日)に開催され、1位の試合中継は38.2レーティング、視聴者数9163万人という驚異的な数字を記録。しかし、実はこれはスーパーボウルの歴史においてはここ14年で最も低い数字。2010年代は1億1000万人台が普通で、昨年もほぼ1億人(9991万人)に上っていた。

とはいえ、最も見られた番組であることには変わりなく、その恩恵を受けたのが新作ドラマの『EQUALIZER』。1980年代のドラマシリーズ『ザ・シークレット・ハンター(原題は同じ『EQUALIZER』)』、デンゼル・ワシントン主演で2作作られた映画シリーズ『イコライザー』のリブート版で、今回はクイーン・ラティファ(『シカゴ』)が主演を務めている。共演は、クリス・ノース(『SEX AND THE CITY』)、アダム・ゴールドバーグ(『デジャヴ』)など。大人気ドラマ『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』のクリエイター、アンドリュー・W・マーロウが脚本・製作として参加するこの作品は、スーパーボウル直後に同じCBSで初回が放送され、10.7レーティング、2040万人をマークした。

『シカゴ』シリーズは前週に続いて3作ともトップ10入り。いずれも前週より視聴者数をわずかに増やし、『シカゴ・メッド』(720万人→748万人)と『シカゴ・ファイア』(695万人→732万人)は4位、5位のままだが、『シカゴ P.D.』(597万人→610万人)は10位から8位に上がった。また、前週6位の『9-1-1:LA救命最前線』に加えて、スピンオフの『911: LONE STAR』もこの週はランクイン。クロスオーバーエピソードを放送したことが奏功したようだ。

そのほかには、前週1位の『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』や3位の『FBI:特別捜査班』が今回は休みの中、シーズン11突入の刑事ドラマ『ブルーブラッド』と1980年代の同名ドラマをリブートした『私立探偵マグナム』が入っている。(海外ドラマNAVI)

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『EQUALIZER』(同作公式Twitterより)