米ソの宇宙開発競争を描く、Apple TV+による歴史改変ドラマ『フォー・オール・マンカインド』に、ポッドキャスト番組が登場することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
『フォー・オール・マンカインド』は、1960~70年にかけて激化した宇宙開発競争が描かれるシリーズ。NASAの宇宙飛行士とエンジニア、彼らの家族といった実在した人物や架空のキャラクターを織り交ぜながら、歴史を改変したスタイルで重厚なストーリーが綴られる。
そのポッドキャスト番組『For All Mankind:The Official Podcast(原題)』で司会を務めるのは、シリーズで女性宇宙飛行士ダニエル・プールを演じるクリス・マーシャル。番組では宇宙で何が起きているのかが議論され、ドラマ版のキャストや宇宙の専門家、元宇宙飛行士などをゲストに迎えたインタビューのほか、いかに宇宙飛行士が偉業を達成したかを語られる。
ビル・クリントン元大統領のポッドキャスト番組『Why Am I Telling You This?』を手掛けるAt Will MediaがAppleと提携し、ポッドキャスト版『フォー・オール・マンカインド』をプロデュースする予定だ。
すでにシーズン3へ更新されている『フォー・オール・マンカインド』は、シーズン2が2月19日(金)よりApple TV+で配信スタート。
シーズン1の10年後となる1983年が舞台。米ソ冷戦の真っ只中で、科学と宇宙探査への大きな野心は、月面基地における米ソの対立により危機に瀕する恐れがあった。また国防省が、ミッションコントロールセンター(宇宙機の運用を地上から管制する施設)に介入し、NASAの軍事化が複数キャラクターの物語において中心的な問題になる。
シーズン2には、米FOXの人気犯罪捜査ドラマ『BONES -骨は語る-』で12シーズンにわたり、アンジェラ・モンテネグロを演じたミカエラ・コンリンが元パイロットの宇宙飛行士ヘレナ・ウェブスター役で新キャストとして加わる。
(海外ドラマNAVI)
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『フォー・オール・マンカインド』