【ネタばれ】『ミステリー in パラダイス』レギュラーキャストが降板!その理由とは?

2011年に英BBCで放送スタートした長寿ミステリードラマ『ミステリーinパラダイス』のレギュラーキャストがシーズン10をもって降板することが明らかとなり、その理由を語った。英Digital Spyが報じている。(※本記事は、シーズン10のネタばれがあるのでご注意を!)

『ミステリー in パラダイス』は、カリブ海に浮かぶ美しいセント・マリー島を舞台に、島で起きた事件の解決に向け奮闘する英国刑事の姿を描くシリーズ。

BBCで放送が終了したばかりのシーズン10をもって降板することになったのは、シーズン4からJ・P・フーバー巡査部長を演じるトビー・バカレ。フーバーは警察訓練プログラムの責任者として新しい仕事に就くためシリーズに別れを告げた。

トビーが7年間にもわたって出演した人気シリーズを去ると決めたのは、ロケ地だったグアドループの教会で出会った牧師が説教中に"7年"について言及し、その言葉に影響を受けたからだという。「牧師が"7年"と言った途端に、何が起こったのかわからないけどひらめいたんだ。その時点ではシリーズで7年目を迎えるまで3年残っていたけど、稲妻に打たれたかのようだった。当時、僕の妻はイギリスにいて、妻にいつ番組を去るのかわかったと伝えたんだ。妻には祈りに行ってもらい、そのことについて考えてほしいと思っていた。そしたら実際に妻がそうして、翌日に電話をしてきて"2020ね"と言ったんだ。それがちょうど(シリーズに出演し始めてから)7年後だから。僕らは"そうだ。それが潮時だ"と思ったんだ。それが降板の理由だよ」と、お告げのように心に響いた数字の影響で、シリーズを降板することに決めたと明かした。

『ミステリーinパラダイス』シーズン10には、シリーズ4代目となる刑事ネヴィル・パーカー役でラルフ・リトル(『インターセプター』)、キャサリン役でエリザベート・ブールジーヌ(『ぼくの大切なともだち』)、セルウィン・パターソン役でドン・ウォーリントン(『REVOLUTION 最後の革命家の物語』)らが出演している。

現時点では、『ミステリー in パラダイス』がシーズン11へ更新されるのかは未定。シリーズを去った、トビーの今後の活躍にも期待したい。(海外ドラマNAVI)

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『ミステリー in パラダイス』©Red Planet Pictures 2019