『エージェント・オブ・シールド』の二人が実写版『パワーパフ ガールズ』に出演!

クレイグ・マクラッケン原作の漫画をテレビアニメ化した人気ヒーローシリーズ『パワーパフ ガールズ』が、DC作品のクリエイターによって米CWで実写化されることは以前お伝えしたとおり。今回、その主要キャストが発表された。米TV Lineなどが報じている。

本作は、天才科学者ユートニウム博士が生み出した、強くて可愛いブロッサム、バブルス、バターカップの3人娘が、タウンズヴィルの街にはびこる悪と戦い平和を守るというアニメシリーズ。1998年から6シーズンまで人気を博し、2016年に製作されたリブート版は2019年まで放送された。また、2002年には劇場版『パワーパフ ガールズ ムービー』も公開された。

そんな人気シリーズの実写版のキャスティングは、主人公のパワーパフ ガールズの一人目ブロッサムに『エージェント・オブ・シールド』のデイジー・"スカイ"・ジョンソンことクェイク役で知られるクロエ・ベネット、二人目バブルスには『ディセンダント』のマル役や『エージェント・オブ・シールド』ダヴ・キャメロン、そして、3人目バターカップにブロードウェイ女優のヤナ・ペローが決定。

公式概要によると、かつてアメリカの小さなスーパーヒーローだったパワーパフ ガールズが、悪との戦いに幼少期を奪われたことで憤りを感じ幻滅している20代になったという設定に。世界が彼女たちを必要としている今、再びヒーローとして立ち向かうのだろうか?と記載されており、キャスティングどおり大人の女性へと成長した3人が活躍する物語となる。

このドラマ版パイロットでは、映画『JUNO/ジュノ』でアカデミー賞脚本賞に輝いたディアブロ・コディが脚本を担う。

それぞれのキャラクター公式概要は次のとおり。ブロッサムは、優秀な学位を複数持っている、気まぐれで優しい完璧な子どもだった。しかし、大人になり、抑圧された子ども時代のスーパーヒーローというトラウマが、不安で引っ込み思案な性格を形成することになる。だが彼女は自分のなかでの条件下で再びリーダーになることを目指している。そして幼少の頃にアメリカ人の心を掴んだ"甘い女の子の気質"を持つバブルスは、大人になっても輝きを放っているが、魅力的な外見には意外なタフさとウィットが隠されているという。最初は世界を救うことよりも名声を取り戻すことに興味を持っているが、何か驚くようなことをやってのけるようなキャラクターだという。そして、以前はパワーパフ ガールズの反抗的なワルだったバターカップ。だが、タフな外見からは想像できないほど繊細な性格の彼女は、大人になってからパワーパフ ガールとしてのアイデンティティを捨て、人に知られないような静かな生活を送ろうとしているという。

コディと共に、ヘザー・V・レニエ(『フォーリング スカイズ』)が脚本を、そして『THE FLASH/フラッシュ』『SUPERGIRL/スーパーガール』『ブラックライトニング』などDC作品を担当しているグレッグ・バーランティも製作総指揮を務める。(海外ドラマNAVI)

Photo:

クロエ・ベネット©FAM020/FAMOUS
ダヴ・キャメロン©NYPW/FAMOUS