英国初の女性連続殺人鬼と言われる人物、2回終身刑を言い渡された連続殺人犯...、彼らはなぜ罪を犯したのか? 凶悪事件の裏側に迫る4作品が「特集:連続殺人事件の裏側」て4月10日(土)にAXNミステリーにて独占放送となる。
英国で実際に起きた悪名高い連続殺人事件をドラマ化した4作品は以下の通り。
目次
『黒衣の天使~女性連続殺人鬼メアリー・アン・コットン』
19世紀に発生したメアリー・アン・コットンによる連続殺人事件を『ダウントン・アビー』でも組んだジョアンヌ・フロガットが主演を、演出をブライアン・パーシヴァルが手掛ける。
諸説あるが、英国初の女性連続殺人犯という説もあり、1873年に処刑されたメアリー・アン・コットン。彼女が殺した被害者の数は13~21名いるのではないかと言われているが実際の数はわかっていない。被害者の中にはメアリー・アンの家族も含まれる。
『ロンドン警視庁コリン・サットンの事件簿 ~連続殺人鬼リーヴァイ・ベルフィールド』
2回終身刑を言い渡された英国の連続殺人犯リーヴァイ・ベルフィールドを逮捕に導いた刑事コリン・サットンの視点から捜査の模様を克明に描いた作品。
脚本は、『CSI:科学捜査班』や『セーフハウス ~もう一人の殺人鬼~』など数々のミステリー、クライムシリーズで定評のあるエド・ホイットモア。主演は『ドクター・マーティン』で知られるマーティン・クルーンズ。本国では2021年に待望のシーズン2の放送が予定されている。
『悪から目を背けて ~英国最凶ムーアズ事件』
20世紀で最も衝撃的な事件の一つとも言われる、1960年代に英国で発生した最凶のカップルであるイアン・ブレイディとマイラ・ヒンドリーによって引き起こされた「ムーアズ事件」を描いたドラマ。
2年間に及ぶ調査、および、刑事と裁判傍聴者へのインタビューを基に、それまで語られることがなかった知られざる事件の真相に迫った作品である。英国アカデミー賞で作品賞受賞ほか、数々の賞レースを賑わせた話題作。出演はジョアンヌ・フロガット(『ダウントン・アビー』)、マキシン・ピーク(『Silk 王室弁護士マーサ・コステロ』)ら。
『適切な大人~連続殺人犯 フレッド・ウェストとの対峙』
1990年代英国を震撼させたフレッド・ウェストとその妻ローズが、自分の子どもも含め、少なくとも12名(実際に何人殺害されたかは不明)を殺したと言われる未曾有の連続殺人事件を、 英国では"適切な大人"と言われる、犯罪容疑者の取り調べに立ち会い、容疑者の精神的なサポートをする役割を担ったジャネットの視点から描いた心理サスペンス。
出演はエミリー・ワトソン(『アップル・ツリー・ヤード 裏通りの情事』)、ドミニク・ウェスト(『アフェア 情事の行方』)ら。
「特集:連続殺人事件の裏側」は、AXNにて4月10日(土)16:00より放送スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『黒衣の天使~女性連続殺人鬼メアリー・アン・コットン』© Justin Slee Photography 2015
『ロンドン警視庁コリン・サットンの事件簿 ~連続殺人鬼リーヴァイ・ベルフィールド』© Images courtesy of Buffalo Pictures
『悪から目を背けて ~英国最凶ムーアズ事件』© ITV Studios Limited 2006 All Rights Reserved
『適切な大人~連続殺人犯 フレッド・ウェストとの対峙』© ITV Studios Limited 2011 All Rights Reserved