『ベター・コール・ソウル』ファイナルシーズンで、『ブレイキング・バッド』の見方が変わる!?

米AMC製作による『ブレイキング・バッド』の前日譚であり、悪徳弁護士ソウル・グッドマンがジミー・マッギルだった時代が描かれる『ベター・コール・ソウル』。本作で主演を務めるボブ・オデンカークが、そのファイナルシーズンを観たら本家シリーズの見方が変わると明かした。

米Hollywood Reporterのインタビューに応えたボブが、まだファイナルとなるシーズン6の全13話の脚本を受け取っていないため、物語の展開をすべて把握してはいないが、共同クリエイターを務めるピーター・グールドから言われたことについて言及している。

「ピーター・グールドに、『ベター・コール・ソウル』が終了したら、誰もが『ブレイキング・バッド』を別の観点から見るだろうと言われたよ。それが何を意味するのかわからないけどね。ファイナルシーズンを通して何が起こるのか、彼が知っていること以外、それ以上の詳細について僕は知らない。だけど驚くべき形で、『ブレイキング・バッド』で実際に起きた出来事について触れたり伝えたりして、もっとスゴイことが起こるんじゃないかな」と述べ、ファイナルだけに、『ブレイキング・バッド』のキャストがさらに登場する可能性もあるかもしれない。

ファイナルとなるシーズン6は、数多くの作品と同様に新型コロナウイルスの影響で製作が開始できない状態が続いていたが、3月上旬にファイナルシーズンの撮影が始まったことをグールドがSNSで報告。ソウルの白黒画像とタイトルがあしらわれたカチンコには、第1話の撮影が3月10日に行なわれ、これまでシリーズで何度がメガホンをとってきたマイケル・モリス(『13の理由』『ロック&キー』)がエピソード監督を務めていることが記されている。

なお、『ベター・コール・ソウル』シーズン6は、2022年上旬の放送を見込んでいる。(海外ドラマNAVI)

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『ブレイキング・バッド』(c)Ursula Coyote/AMC