昨年2020年、パリにオフィスを開設したNetflixがフランス製作の新作4本の企画を発表した。米Deadlineが報じた。
まず映画では、2020年配信のクライムアクション映画『ロストブレット-窮地のカーチェイス-』の続編が製作される。前作から引き続きギヨーム・ピエレがメガホンを取るとのこと。
また、2014年公開の韓国映画『最後まで行く』のリメイク版製作も決定。フランク・ガスタンビドゥ(『TAXi ダイヤモンド・ミッション』)とシモン・アブカリアン(『007/カジノ・ロワイヤル』)が主演を務める。監督はレジス・ブロンドゥ(『ファヒム パリが見た奇跡』撮影)。
一方TVシリーズも新作2本が企画進行中。1本目の『The 7 lives Of Lea(原題)』は、30年前に姿を消したイスマエルという10代の少女の"身体"に遭遇した女性が、1991年にタイムスリップし毎朝"別の人間の身体"で目覚めるという物語。ライカ・アザナビシウス、カリル・ベン・ガルビーヤ、メラニー・ドゥーテ(『グランド・ジャーニー』)、サミュエル・ベンシェトリ(『アスファルト』監督・脚本)らが出演する。
2本目は、ナウェル・マダーニ(『アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件』)のオリジナル企画に基づいた『Bendo(原題)』。テレビジャーナリストのファラが家族を救うため、姉妹と協力してラマダン(イスラム暦の断食月)が終わる前にドラッグディーラーに200万ユーロ(約2億6000万円)を返すために奮闘する物語。
どちらのシリーズも2022年に配信開始予定。Netflixによると、今年はフランス製作の企画(映画、シリーズ、ドキュメンタリー)が27本製作&配信される予定だという。イギリスで今年製作予定の作品はこちらより。(海外ドラマNAVI)
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『ロストブレット-窮地のカーチェイス-』
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