『ウォーキング・デッド』アルファ役サマンサ・モートンの次回作が決定!

大人気サバイバル・アクションドラマ『ウォーキング・デッド』で囁く者たち(ウィスパラーズ)のリーダー、アルファを演じたサマンサ・モートン。アカデミー賞にノミネートされたこともある実力派の彼女がStarzplayの新作歴史ドラマに出演する。米Deadlineが報じている。

サマンサは、16世紀のフランスを舞台にした米Starzの歴史ドラマ『The Serpent Queen(原題)』で、フランス王アンリ2世の王妃だったカトリーヌ・ド・メディシスを演じる。

カトリーヌは、ルネサンス期のイタリア・フィレンツェで実質的な支配者として君臨したメディチ家の出身で、政略結婚でアンリ2世の妻に。生まれたときから死がまとわりついていたというカトリーヌは、1572年に聖バルテルミの祝日(8月24日)に、パリだけで3000人以上が殺害されたサン・バルテルミの虐殺の首謀者だとされている。

レオニー・フリーダによる著書「Catherine de Medici: Renaissance Queen of France」を下敷きにした『The Serpent Queen』は全8話になる予定で、映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』や『レッド・スパロー』で脚本を手掛けたジャスティン・ヘイスがクリエイターを務める。ヘイスと共に、フランシス・ローレンス(『ハンガー・ゲーム』シリーズ)、アーウィン・ストフ(『マトリックス』)が製作総指揮に名を連ね、ステイシー・パッソン(『ずっとお城で暮らしてる』)が第1話など複数のエピソードで監督を担う。

『ギター弾きの恋人』と『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』でオスカーにノミネートされたサマンサは、『Harlots/ハーロッツ 快楽の代償』で売春宿の女主人マーガレットを演じ、映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』ではメアリー・ルー・ベアボーン役で出演。ドラマ界と映画界を又にかけて活躍している。

『The Serpent Queen』に出演する他のキャストなどが発表され次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:サマンサ・モートン(『The Last Panthers』)(c)Stephane Remael/Sundance