"愛されヴィラン"ロキを主人公にしたマーベル・スタジオドラマシリーズ第3弾『ロキ』の最新予告映像が公開され、これまで映画では使ったことがない新しいパワーをロキが見せている。米Screen Rantが報じている。
"悪戯の神"との異名を誇り魔術を扱うロキは、MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）で別人になりすますシェイプシフターの能力を頻繁に使い、氷の巨人の血をひくため、銃弾を受けても傷を負わない強靭な肉体を誇っている。
そして、遠く離れた場所に自身の姿を投影することもできるロキが、これまでにMCU作品で見せたことがなかったパワーを最新予告映像で披露。予告編が始まってから1分48秒あたりのところで、ロキがグリーンの強大なエネルギーを放っているシーン注目してみてほしい。
マーベルの公式サイトによると、このエネルギー源はロキ自身から発せられたものではなく、グングニル（オーディンの槍）と、ロキがサノス（MCUにおける最大のヴィラン）から受け取ったマインドストーンが宿るセプター（杖）を使用したときのみ、エネルギー爆発を引き起こせると紹介されている。
ロキは、『マイティ・ソー』だけでなく『アベンジャーズ』シリーズにも登場しているが、ドラマシリーズは彼を主人公にした初の単独作品となるため、映画では描かれなかった数々のパワーを使う可能性がありそうだ。もともと、『ロキ』はリミテッドシリーズとして製作が発表されたが、すでにシーズン2の製作が進んでいるとの情報もある。
映画シリーズでロキを演じたトム・ヒドルストンが続投し、モビウス役でオーウェン・ウィルソン（『ワンダー 君は太陽』）、フローレンス・シャフナー役でエリカ・コールマン（『 ストレンジャー・シングス 未知の世界』）が出演する他、謎の役でググ・ンバータ＝ロー（『ザ・モーニングショー』）、リチャード・E・グラント（『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』）も名を連ねている。
"悪戯の神"が新しいパワーでどんなアクションを繰り広げてくれるのか楽しみな『ロキ』（全6話）は、Disney+（ディズニープラス）にて6月11日（金）16：00より日米同時配信。（海外ドラマNAVI）
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『ロキ』©2021 Marvel
