エミリー・ヴァンキャンプ、キャンセルになった『リベンジ』リブートに言及

2011年から4シーズンにわたって米ABCで放送されたサスペンスドラマ『リベンジ』に主演したエミリー・ヴァンキャンプが、企画が立ち上がっていながらキャンセルとなった同作のリブート版について言及した。

『リベンジ』は、アレクサンドル・デュマの小説「モンテ・クリスト伯」を下敷きにしたドラマシリーズ。高級住宅地ハンプトンを舞台に、無実の罪で投獄された父親の無念を晴らすために、富豪グレイソン一族に近づいて復讐を果たそうとするエミリー・ソーン/アマンダ・クラークが描かれる。

リブート版では、オリジナル版に登場したキャラクターに導かれ、米マリブに辿り着いた若きラテン系アメリカ人の主人公が、生化学者の母親を殺害し、家族を崩壊させた大手製薬会社に復讐する展開になるはずだった。しかし、昨年7月にリブート版の製作がキャンセルになったことが発表された。

エミリーは米Varietyのインタビューに応え、実現しなかった企画について、「リブートについては話し合われている。たぶん、別の形でシリーズが復活するんじゃないかと信じている。その可能性にすごく前向きだしワクワクしてる。製作チームが本当にリブートをやりたがっているかはわからないけど、この業界で何かを学んだとしたら、それは"絶対にないとは言わない"ということよ。エミリー・ソーン/アマンダ・クラークに関しては、彼女の物語は終わったと思う。でも、繰り返しになるけど先のことはわからない。つまり正直なところ、私はシャロン(・カーター)を再び演じることになるとは思っていなかったけど、そうなったもの」とコメント。

エミリーは、マーベル映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』と『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でシャロン・カーターを演じていたが、現在Disney+(ディズニー・プラス)で配信中の『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にカムバック。今後も他のマーベル映画やドラマシリーズに登場する可能性はある。

『リベンジ』が出世作となったエミリーは現在、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の他、医療ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』でニコレット・"ニック"・ネヴィンを演じ、すでにシリーズはシーズン4が本国アメリカで放送中。

なお、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』はDisney+にて毎週金曜に新エピソードが配信中で、残すところ2話となっている。(海外ドラマNAVI)

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『リベンジ』(c)2010/2011 Universal Studios. All Rights Reserved.