『CSI:科学捜査班』脚本家、オードリー・ヘプバーンの人生を描くドラマを手掛ける

大ヒット犯罪捜査ドラマ『CSI: 科学捜査班』で脚本を手掛けたジャクリーン・ホイトが、映画『ローマの休日』や『マイ・フェア・レディ』などに主演したオードリー・ヘプバーンの生涯を描く新作ドラマでペンを執ることが明らかとなった。米Varietyが報じている。

タイトル未定の新作ドラマは、オードリー・ヘプバーンの息子であるルカ・ドッティと、イタリア人ジャーナリストのルイージ・スピノラが共同執筆した著書「Audrey at Home」が下敷きになる。同著はオードリーにまつわる逸話やインタビューの抜粋、オードリーのレシピ、未公開の家族写真などを組み合わせた伝記・料理本となっている。

ベルギー生まれのオードリーは幼少時代からバレエをたしなみ、1940年代後半にバレエを学ぶためロンドンに渡る。プロとして舞台デビューを飾った後は映画に端役で出演し始め、ブロードウェイの舞台『ジジ』の主役に大抜擢。そして、その公演を観たウィリアム・ワイラー監督に見い出され、『ローマの休日』に主演した。その後は『麗しのサブリナ』や『ティファニーで朝食を』、『マイ・フェア・レディ』など立て続けに大ヒット作に主演し、押しも押されぬ大スターに。晩年はユニセフの親善大使として難民救済運動に力を注ぎ、1993年にがんにより63歳で亡くなった。

ドラマ版で製作を手掛けるのは、若きローマ法王を描いた『ヤング・ポープ 美しき異端児』や、米HBOの青春ドラマ『My Brilliant Friend(原題)』などをプロデュースしたイタリアのプロダクション会社Wildside。

脚本を務めるホイトは『CSI:科学捜査班』の他に、リーガルドラマ『グッド・ワイフ』や、SFドラマ『LEFTOVERS/残された世界』、ダークコメディ『ダイエットランド』なども手掛けている。

オードリーを誰が演じるのか、新作ドラマに出演するキャストや放送・配信先となるプラットフォームなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

『ローマの休日』より