米CBSが新たに『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』シーズン13の製作と、新スピンオフ『NCIS:Hawaii(原題)』のシリーズ化を発表した。米Deadlineなどが報じている。
『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』のシーズン13では、引き続き製作総指揮のR・スコット・ゲミルが手掛け、G・カレン役のクリス・オドネルとサム・ハンナ役のLL・クール・Jも揃って姿を見せてくれるとのこと。
Here's some good news to roll into the weekend: #NCISLA will be coming back for Season 13! And #NCISHawaii is coming soon. Let the celebrations commence. pic.twitter.com/8P27RKpQ1s
— NCIS: LA (@NCISLA) April 23, 2021
そして、シリーズ史上初めて女性が主人公になるという『NCIS:Hawaii(原題)』では、常夏の楽園ハワイを舞台に、"NCISパールハーバー"に所属する特別捜査官と彼女が率いるチームがメインキャラクターになり、米軍の隊員をめぐる事件や国家安全保障に関わる事件、いまだ謎に包まれているハワイという島を取り上げたハイリスクな事件などが描かれる予定。シーズン7で幕を閉じることが決定した"『NCIS:ニューオーリンズ』ロス"をハワイ版が埋めてくれそうだ。
『NCIS:Hawaii』は、『NCIS:ニューオーリンズ』の製作陣であるクリストファー・シルバーとジャン・ナッシュや、『SEAL Team/シール・チーム』のプロデューサーであるマット・ボーザックにコンタクトを取っているとのこと。
さらに第1話の製作総指揮と監督は、CBSとオーバーオール契約を結び、ハワイとゆかりのあるラリー・テン(『SUPERGIRL/スーパーガール』『S.W.A.T.』)が務めるという。2013年に『HAWAII FIVE-0』の撮影のため、初めてハワイに降り立ったテンは、現地のセット担当に「私たちにとってあなたのような人がその地位で活躍することはどれほどの意味があるかわかっていないでしょう」と言われ、初めて中国系アメリカ人であることを誇りに思ったそう。
キャストなどはまだ明かされていないが、多くのアジア系アメリカ人が住むハワイの特徴やテンの思い入れなどから、アジア系俳優の活躍の場となることが期待される。また、過去には『NCIS:LA』と『HAWAII FIVE-0』がシリーズの垣根を超えクロスオーバーをしているため、現在放送中のハワイを舞台にした作品『私立探偵マグナム』と『NCIS: Hawaii』もクロスオーバーするかもしれない。
さらに広がりを見せる『NCIS』の世界が楽しみだ。(海外ドラマNAVI)
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