1994年より15シーズンにわたって放送され、医療ドラマの金字塔となった『ER 緊急救命室』。同作のキャストたちが参加した「Stars in the House」が4月22日(木)に生配信され、リブート版の可能性に言及した。米EWが伝えている。
ここ近年、ハリウッドでは過去に人気があったドラマシリーズが次々に復活してリメイクやリブート版が誕生しているが、今でも根強い人気を誇る『ER』が甦る可能性はあるのだろうか?
その疑問に、ダグラス・ロス役で大ブレイクしたジョージ・クルーニーは、「何年にもわたって番組を観ていると、僕たちがやったレベルで再びシリーズを製作できるとは言い難い」と答えた。
現在、彼の妻で弁護士のアマル・クルーニーが『ER』を観賞しているため、一緒にシリーズを見直しているというジョージだが、あれほど人気があったシリーズを復活させるメリットはあると思いつつも、再びシリーズを見直すとそこへ戻るのは容易ではなく、「二匹目のドジョウを狙うのは難しい」とコメントした。
リブートについては、キャロル・ハサウェイを演じたジュリアナ・マルグリーズも、「(リブートについては)わからないわね。でも、リブートはできないんじゃないかしら。ジョージが言ったように、"二匹目のドジョウは狙えない"ということよね。美しかった物を残して前へ進む必要があると思う。リブートしたら、番組が安っぽくなってしまうように感じる」と、ジョージの意見に賛成していた。
また、リユニオン番組ではマーク・グリーン役で出演したアンソニー・エドワーズが、撮影中に実行したイタズラについて明かし、劇中で出産したキャラクターを演じたゲスト女優に、偽の赤ちゃんとしてエイリアンの人形を渡して驚かせたという。作品は重いテーマを扱っていたため、常にキャストとスタッフは笑える何かを探していたと述べていた。
リユニオン番組にはその他に、ノア・ワイリー(ジョン・カーター役)、ゴラン・ヴィシュニック(ルカ・コヴァッチュ役)、ミンナ・ウェン(ジン・メイ・チェン役)、グロリア・ルーベン(ジェニー・ブレ役)、ローラ・イネス(ケリー・ウィーバー役)らお馴じみのキャストが登場した。
(海外ドラマNAVI)
Photo:「Stars in the House」YouTubeより