ニューヨークを舞台に、4人の女性の友情と恋愛を描いた大ヒットドラマ『SEX AND THE CITY』(以下『SATC』)。その続編『And Just Like That...(原題)』に登場するレギュラーキャストの一人が発表された。米TV Lineらが報じている。
今回『And Just Like That...』への出演が決まったのは、大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』で、シーズン2から10シーズンにわたりカリー・トーレスを演じたサラ・ラミレス。サラが演じるキャラクター、チェ・ディアスは、ノンバイナリーでクィアなスタンドアップコメディアンであり、キャリーが定期的に出演するポッドキャストのホストを務めているという設定。
『And Just Like That...』は、キャリー、シャーロット、ミランダの3人が、あの頃と同じニューヨークの街で暮らしながら、30代の時よりもさらに複雑になった50代での友情や現実社会を歩んでいく様子を描く。サラ・ジェシカ・パーカー(キャリー役)、クリスティン・デイヴィス(シャーロット役)、シンシア・ニクソン(ミランダ役)の続投は決定している。
米HBO Maxによると、「チェは大きな心を持った人間で、とんでもないユーモアのセンスと、ジェンダーの役割に対する進歩的で人間的な概要のポットキャストで、非常に人気になっています」とのこと。
以前お伝えしたように、チェは3人の多様な新レギュラーキャラクターのうちの一人だ。ショーランナーのマイケル・パトリック・キングは、声明の中で次のように述べている。
「サラのようなダイナミックな才能を持った俳優が『SATC』ファミリーに加わったことに本作に関わる全員が非常に感激しています。サラは唯一無二の才能を持ち、コメディにもドラマにも同じように馴染むことができます。私たちは、この新しいキャラクターを生み出すことに興奮しておりますし、インスピレーションを感じています」
各話30分の全10話構成となる『And Just Like That...』は現在、製作中。(海外ドラマNAVI)
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『グレイズ・アナトミー』(C) ABC Studios.