『ゲーム・オブ・スローンズ』プロデューサーが手掛ける海洋SFサスペンス『The Swarm』が始動!木村拓哉出演

『ゲーム・オブ・スローンズ』のプロデューサーが手掛ける規外の超大作に日本から木村拓哉が出演決定! 欧州各国の主要放送局とHulu Japan共同製作の国際プロジェクトとなる世界を舞台にした海洋SFサスペンス『The Swarm(原題)』がいよいよ始動。

『The Swarm』は、2004年にドイツで発表され、ドイツ国内だけで450万部を売り上げたフランク・シェッツィングのベスセラー同名小説をドラマ化。世界各地を舞台にした海洋SFサスペンスドラマ。深海に生息する未確認知的生物の群れに直面する"人類の闘い"を描き、全人類の運命は一握りの科学者グループの手に託される。

2011年から米HBOで放送された『ゲーム・オブ・スローンズ』の主要プロデューサーのひとりで、数々のエミー賞受賞歴を誇り、インタグリオ・フィルムズのクリエイティブ・ディレクターを務めるフランク・ドルジャーが、製作総指揮を務める国際ドラマ『The Swarm』がいよいよイタリアで制作を開始。

本作に出演するのは、セシル・ドゥ・フランス(『ニュー・ポープ 悩める新教皇』)、アレクサンダー・カリム(『ラスト・リベンジ』)、レオニー・ベネシュ(『ザ・クラウン』)、バルバラ・スコヴァ(『12モンキーズ』)、そして木村拓哉ら10カ国を超える国際色豊かな実力派俳優陣が名を連ねる。

木村は人類の危機に立ち向かう科学者グループの一つを組成し、海洋問題に取り組む"ミフネ財団"の創設者で、自らそのチームを指揮するアイト・ミフネを演じる。

ドルジャーはこのキャスティングについて、次のように語っている。

「原作のドラマ化に当たっては、クリエイティブ面で様々な課題がありました。最もやりがいのあった課題は、ますます多様化する現代の科学者コミュニティを反映して登場人物を再解釈することでした。これにより、小説が執筆された2004年当時には想像もつかなかったようなキャスティングが実現しました。

『ゲーム・オブ・スローンズ』と同様に、この『The Swarm』においては、全体の調和が本質的に重要であり、キャラクターたちに生命を吹き込んでくれるオリジナリティー溢れる魅力的な俳優達の布陣が成功の鍵であると常にイメージしていました。木村さんに演じてもらう役は、強く権威ある雰囲気と際立った知性を同時に表現できることが求められますが、彼の作品を拝見しこのキャラクターを演じるのにまさしくうってつけと確信しました」

原作小説の著者であり、本作の製作総指揮も務めるシェッツィングは「私にとって重要だったのは『The Swarm』を単に映像化することではなく、現代化することでした。すなわち、起こりうる未来を描き、若い世代の人生や恐怖、希望をストーリーの中心に据えることです。脚本は完成し、今は俳優や監督、撮影監督やVFXアーティストたちに任せる段階です。何が起こるか、わくわくしています」

マネージング・ディレクターのエリック・ウェルベールは、「(水中以外の)撮影はすべてイタリアで行われますが、物語で描かれる舞台はカナダやペルー、ノルウェー、その他様々な国や地域に及びます。イタリア国内でセットを組んで撮影することで、環境に配慮した制作が実現できます。この作品を制作する目的に沿ったやり方で撮影できることを誇りに思っています」と語る。

監督はバーバラ・イーダー(『バーバリアンズ -若き野望のさだめ-』)と、ルーク・ワトソン(『リッパー・ストリート』)が務め、マーク・ハッファム(『ゲーム・オブ・スローンズ』『オデッセイ』)とウテ・レオンハルト(『キリング・イヴ/Killing Eve』)がプロデューサーを担う。ショーランナーのドルジャーと原作者のシェッツィングがドラマ向けに原作を脚色。本作はドイツ初の全編英語のドラマシリーズになる。

ドイツ最大級の公共放送局ZDFをはじめ、フランス、イタリア、オーストリア、スイスの国営・公共放送局、北欧を代表するメディアエンターテインメント企業Nordic Entertainment Group、そしてHulu Japanが参画する。

フランク・ドルジャーが『ゲーム・オブ・スローンズ』後初めて手掛ける、『The Swarm』は2022年世界同時放送&配信を目指す。

(海外ドラマNAVI)

Photo:

木村拓哉