シーズン8で幕を閉じる『ブルックリン・ナイン-ナイン』、ついに撮影が終了

ブルックリンの99分署を舞台に、刑事としての実力はあるもいつもおちゃらけたジェイク・ペラルタと、彼を取り巻く一癖も二癖もある仲間を描く『ブルックリン・ナイン-ナイン』。米FOXで一度キャンセルされるも、米NBCによって救済されていたが、その最終シーズンとなるシーズン8の最終回の撮影が終了したことを、米 ComicBook.comが伝えている。

全撮影の終了は、共同クリエーターのダン・ゴーアが6月11日（金）に投稿したTwitterで明らかにした。「たった今『ブルックリン・ナイン-ナイン』の全撮影が終了した。素晴らしいクルーおよびキャストに感謝する。アンディ・サムバーグ、アンドレ・ブラウアー、ステファニー・ベアトリス、メリッサ・フメーロ、ジョエル・マッキノン・ミラー、ダーク・ブロッカー、ジョー・ロー・トゥルリオ、テリー・クルーズ、そしてチェルシー・ペレッティ、ありがとう。君たちはぼくの人生を変えた」

人気のある番組の最終シーズンを製作するのは常に難しいものだが、昨年は新型コロナウイルス（COVID-19）のパンデミックによる影響だけでなく、警察による人種差別や行き過ぎの暴力行為が社会問題となるなど、次々と新しい問題が持ち上がった。『ブルックリン・ナイン-ナイン』は警察を舞台としている以上これらの問題に触れざるを得ず、さらにどう笑いとバランスをとるかに頭を悩ませた。

黒人のテリー・ジェフォーズ巡査部長役のテリーは、最終シーズン製作に当たり、「真面目に深い話し合いをしたんだ。そして、本作を通して今年は本当に画期的なものを製作しようと思っている。私たちにはそれができる機会があるから、できるだけ最善の方法でそのチャンスを有効に使いたいんだ。ダンは既にでき上がっていた4話を廃棄した。一からやり直しなんだ。今のところ、今後どうなるかわからないね」と、Access Hollywoodのインタビューにコメントしていた。

『ブルックリン・ナイン-ナイン』は視聴者数は特に芳しいものではなかったが、批評家受けは常によかった。NBCはシーズン8のプレミア・エピソードを、東京オリンピック中継が終わった直後の8月12日に編成して番組の最終シーズンを盛り上げる予定だ。（海外ドラマNAVI）

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