『ブラックリスト』シーズン8でクリエイターも降板!あの人と共にファンへ感謝のメッセージ

米NBCの大ヒット犯罪アクションドラマ『ブラックリスト』シーズン8をもって、オリジナルキャストの降板が発表され、ファンに大きなショックを与えた。そんななか、クリエイターのジョン・ボーケンキャンプもシーズン9にカムバックしないことが明らかとなった。米TV Lineが報じている。

オリジナルキャストに続き、クリエイターも降板

シーズン8ではエリザベス・キーンを演じるメーガン・ブーンの降板が先日発表されたが、6月25日(木)にボーケンキャンプがファンに向けて、シリーズの降板を報告するメッセージをTwitterに投稿した。

その長文でボーケンキャンプは、「『ブラックリスト』を去るという難しい決断を下したことを、ファンに直接伝えたかった。私はこの番組を心から愛しているし、素晴らしい旅路だった。だが8年経って、私は自分の心地良い領域から出て何か新しいことを試し、他のキャラクターや物語を探求する時が来たと感じている」と綴っている。

また彼は、これまでに番組を応援してくれたファンに感謝の気持ちも伝えている。「私の考えは偏っているかもしれないが、『ブラックリスト』のファン層はTVで最も熱心で貪欲なだけでなく、頭が切れて誤魔化しが利かないと思う。ファンは番組の生命線であり、何よりも感謝を感じるのはファンの熱意だ。このシリーズは活気にあふれて創造力があり、明るい日が待っていると心から信じている」

※ここからは、シーズン8最終話の大きなネタばれを含みますのでご注意ください!

ロシア語で「始まり」(Начало)と「終わり」(Конец)を意味する「Nachalo(原題)」と「Konets(原題)」と題された2部編成の最終話がアメリカで放送され、メーガン・ブーン演じるリズ(エリザベス)の結末が明かされた。

そのエピソードでレッド(ジェームズ・スペイダー)は、自分が築いた犯罪帝国をリズが引き継げば、自分の正体を明かすと駆け引きを提案するが、それを受け入れられないリズはレッドを殺す計画を立てる。しかし、実行に移す瞬間に躊躇したリズを、ロシアの麻薬王ネヴィル・タウンゼントの手下であるヴァンダイクが銃で撃ち、リズはレッドの腕の中で息を引き取った。

最終話が放送された後、シリーズを卒業したメーガンが別れと感謝を伝えるメッセージをInstagramに投稿した。

この投稿をInstagramで見る

 

Megan Boone(@msmeganboone)がシェアした投稿

「この経験は、私にとって自分の人生の中におけるすべてでした。リズを演じた8年間は、彼女がそうしたように世界と自分を定義する助けとなりました。リズは朽ちない家族の絆を求め、残酷で無関心な世界を終わらせるために強力な権力と衝突しました。彼女の物語が終わり、何よりも現在と過去に共演したキャストと、関係者全員のために毎日頑張ってくれた素晴らしいスタッフ、そしてファンに感謝します」

すでに『ブラックリスト』はシーズン9へ更新されているが、主役がいなくなったシリーズがどんな展開となるのか見守っていきたい。

(※2022年5月13日更新)

『ブラックリスト』シーズン8は、平日28:00よりスーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて再放送中。なおシーズン9が、5月31日(火)より独占日本初放送。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『ブラックリスト』© 2020, 2021 Sony Pictures Television, Inc. and Open 4 Business Productions LLC. All Rights Reserved.