米HBOと英BBCがタッグを組んだ冒険ファンタジードラマ『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』のシリーズファイナルとなるシーズン3に、『LOST』や『OZ/オズ』、映画『スーサイド・スクワッド』といった作品でお馴染みのアドウェール・アキノエ=アグバエが出演することが分かった。米Deadlineが報じた。
『ダーク・マテリアルズ』は、英国人作家フィリップ・プルマンによる世界的なベストセラー小説「ライラの冒険」シリーズを下敷きにした壮大なファンタジー。孤児の少女ライラが、"ダイモン"と呼ばれる言葉を話す守護霊たちが存在するパラレルワールドで体験する冒険が描かれる。
シーズン1は、三部作となる小説の第1巻「黄金の羅針盤」を中心に描かれ、シーズン2は第2巻となる「神秘の短剣」が下敷きに。そして、ファイナルとなるシーズン3では、小説の第3巻「琥珀の望遠鏡」が映像化される。製作総指揮を務めるジェーン・トランターは、「このシーズンは、壮大な冒険となり、愛と真実が語られます。愛されているお馴染みのキャストに、並外れた才能を持つ新メンバーたちが加わることになります」とコメントしている。
前作から、主人公ライラ役のダフネ・キーン(『LOGAN/ローガン』)をはじめ、ウィル役のアミール・ウィルソン(『王への手紙』)、アスリエル卿役でジェームズ・マカヴォイ(『X-MEN』シリーズ)、コールター夫人役のルース・ウィルソン(『アフェア 情事の行方』)、メアリー役のシモーン・カービー(『ピーキー・ブラインダーズ』)、マクフェイル院長役のウィル・キーン(『ウルフ・ホール』)らがカムバック。
そして、新キャストとして大ヒットTVシリーズ『LOST』でミスター・エコーを演じたほか、『スーサイド・スクワッド』や『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』、『ANNIE/アニー』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』など数々の映画に出演しているアドウェールの出演が決まった。指揮官役を演じるという。
そのほかにも、コブナ・ホルドブルック=スミス(『ゴースト・ストーリーズ ~英国幽霊奇談~』)、サイモン・ハリソン(『刑事モース ~オックスフォード事件簿~』)、チポ・チャン(『サーティーン/13 誘拐事件ファイル』)らも新たに加わることが明らかになった。
『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』シーズン3の撮影は5月24日より、ウェールズやイングランドで行われている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『LOST』シーズン3(C)ABC Studios.