大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』のユニバースには、本家とスピンオフドラマ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』、『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』が現時点で存在しているが、この3作品がクロスオーバーする時は来るのだろうか? その疑問に、チーフ・コンテンツ・オフィサーのスコット・M・ギンプルが答えた。
先週末に開催されたバーチャル・イベントComic-Con@Homeに登場したスコット・M・ギンプルは、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン7のタイムラインが、『ウォーキング・デッド』シーズン11と『ワールド・ビヨンド』シーズン2に近づく可能性を語った。
「現在、各シリーズのタイムラインはお互いに離れていますが、私たちはこっちの番組でその点について話をし、他の番組でも話し合っています。ですから、標準的な"それは可能だ"という答えを渡しておきます」と述べ、3作品のクロスオーバーの可能性は絶対にないわけではないようだ。
『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』は、2010年に勃発したゾンビ・パンデミックから約3年が経っており、本家のタイムラインではシーズン9でリック・グライムズが謎の組織CRM(市民共同体軍)のヘリコプターに乗って姿を消した時期とほぼ同じだ。そして、リックが退場した後に起きた6年のタイムジャンプにより、本家と『ワールド・ビヨンド』のタイムラインは並んだ。
だが、現時点で本家と『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』は9年近く時間の隔たりがあり、本家が来月から放送開始されるシーズン11でファイナルを迎えることを考えると、3作品のクロスオーバーが起こるとしたら、いかにして実現するのか気になるところだ。
そしてギンプルは、「3シリーズを繋げるものがあるとしたら市民共同体軍だろう」と述べるが、あくまで大切なのは各シリーズで描かれる個々の旅路だと強調していた。
ついに幕を閉じる『ウォーキング・デッド』シーズン11は、AMCにて8月22日(日)より放送開始。『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン7は10月17日、『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』シーズン2は10月3日より放送予定。(海外ドラマNAVI)
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『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』 ©Ryan Green/AMC