クリストファー・メローニが『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』を去った理由

米NBCの長寿ドラマシリーズ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』にシーズン12までエリオット・ステイブラー役でレギュラー出演していたクリストファー・メローニ。突然の降板は、何が理由だったのだろうか。この度、彼が明らかにした。米E!onlineが伝えている。

1999年の開始当初から2011年までメインキャラクターを務めてきたクリストファーの突然の降板は世界中のファンを驚かせた。当時は契約上の問題とされていたが、今回米誌Men"s Healthのインタビューの中で、予期せぬ降板の裏側について明かした。どうやらNBCとの契約上の問題というのは間違いなかったようだが、クリストファーは双方の妥協点を探っていたという。

「僕の考えでは、22話の代わりに9回か18回くらいで出演するのはどうかと思っていた。でも木曜の夜に彼らが訪ねてきて言ったんだ。"これは契約だ。明日までに答えがほしい。我々のやり方か、何も無しかだ"ってね」

これに納得がいかなかったクリストファーは、「お前らと一緒になんかやっていきたくない。これが僕が望むこと。もし、できないならそれでいい。終わり方の答えを出そう」と返したとのこと。

それから10年という月日が経ったものの、待った甲斐あって、今年放送開始されたスピンオフドラマ『Law & Order: Organized Crime(原題)』でカムバックを果たしたクリストファー。同作はスクリプトシリーズの50作品中、全米で最も見られた12位を獲得している。

また、今年60歳になったクリストファーは、仕事で精神を掻き乱されることもなくなったと話す。「うまくいくか、いかないかってストレスを感じることはない。どうなるかなんてわからないこと。ただ乗っかってみよう、やってみよう、なってみようって感じ」

大人の余裕を兼ね備えたエリオット役クリストファーの魅力が感じられる『Law & Order: Organized Crime』はシーズン2へ更新され、NBCにて9月23日に放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

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クリストファー・メローニ ©NYKC