ルーク・ジェニングスによる小説をドラマ化したBBC アメリカのスパイドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』。本作でサンドラ・オー(『グレイズ・アナトミー』)とともに主演を務めるジョディ・カマー(『女医フォスター』)が、ファイナルシーズンの撮影に臨む心境について英Digital Spyのインタビューで話している。
ファイナルシーズンとなるシーズン4は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で製作が大幅に遅れ、今年6月に撮影が始まった。それでも、まもなく訪れるであろう最愛のシリーズのエンディングを撮影するときについて、ジョディは「ほろ苦い瞬間」になるだろうと表現した。
「数週間後には(終わりが)来ることは分かっている」ものの、「撮影前にカチンコを見た瞬間があって"あぁ、神様"と思ったの。それが最後のテイクになる瞬間を考えて、少し感情的になったわ」と心境を告白。続けて、「その瞬間は全力でただ最高の仕事をすることに集中する。きっとほろ苦いものになるでしょうね」とこれから迎えるその瞬間を見据えた意気込みも語った。
シーズン4第1話の脚本は、シーズン3の数話を担当したほか、Netflix『セックス・エデュケーション』なども手がけるローラ・ニール。
『キリング・イヴ』シーズン4は全8話構成で2022年に本国放送予定。日本ではシーズン3までが現在U-NEXTで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『キリング・イヴ』Robert Viglasky/BBCAmerica