常夏のハワイを舞台にした大ヒット犯罪捜査ドラマ『HAWAII FIVE-0』で全シーズンにわたりダニー・"ダノ"・ウィリアムズを演じたスコット・カーンが、米CBSにカムバック! 新作ドラマ『Topangaland(原題)』に主演して脚本も手掛けることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
『Topangaland』の主人公は、伝説的な父親が経営する私立探偵事務所で働く元警官。のんびりした性格の彼が、高級住宅地マリブの邸宅からトパンガのヒッピー・コミューン、ベニスビーチの裏路地などで起こる事件を解決していく。そして、彼が挑む捜査に加え、レジェンドの父親や型破りな他の家族と繰り広げる厄介な関係も描かれる。
このプロジェクトは、もともとスコットがJerry Bruckheimer Televisionと番組製作について話し合ったことで動き出したという。JBTVを通じてスコットは、『SEAL Team/シール・チーム』でクリエイターを務め、『JUSTIFIED 俺の正義』でペンを執ったベンジャミン・カヴェルと出会い、二人はアンサンブル探偵ドラマの主人公となるキャラクターを思いついたとのこと。その後、JBTVはプロジェクトから手を引いたが、CBSに企画が持ち込まれてドラマ化へ向けて話が進んだようだ。
スコットは主人公の元警官役で主演する。ちなみ彼が演じるキャラクターの伝説的な父親は、スコットの実父で、映画『ゴッドファーザー』シリーズのソニー・コルレオーネ役で知られるジェームズ・カーンのために書かれた役ではないという。
スコットは主演するだけでなく、カヴェルと共同脚本・製作総指揮・ショーランナーも兼任する予定だ。二人とともに、敏腕プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー(『CSI』シリーズ)、ジョナサン・リットマン(『LUCIFER/ルシファー』)、クリスティアン・リード(『LA"s FINEST/ロサンゼルス捜査官』)も製作総指揮に名を連ねている。
『Topangaland』は『HAWAII FIVE-0』終了後、初の出演作となるスコット。映画『オーシャンズ』シリーズのターク・マロイ役でも知られ、これまでハリウッドの舞台裏を描くコメディドラマ『アントラージュ★オレたちのハリウッド』では3シーズンにわたりスコット・ラヴィン役で出演している。
『Topangaland』でスコットが共演するキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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スコット・カーン ©FAM020/FAMOUS