米FOXでシーズン3をもって打ち切られた後、Netflixに救済された人気ファンタジー犯罪捜査ドラマ『LUCIFER/ルシファー』。9月10日(金)より配信スタートしたシーズン6で幕を閉じたシリーズだが、ルシファー役のトム・エリスとクロエ・デッカー役のローレン・ジャーマンが映画化の可能性や、実現した場合に望むスタイルについて語っている。
ルシファー役のトム・エリスとクロエ・デッカー役のローレン・ジャーマンは米The Wrapのインタビューに応え、「シリーズが終了したばかりでリバイバルについて考えるのは早い」と言いつつも、もし映画化された場合二人が望むその形について明かした。
ローレンは、「私の幻想は『LUCIFER』の映画版を撮影することなの。しかも、『裸の銃を持つ男』や『フライングハイ』(両作とも80年代のコメディ映画)みたいな! だから、そのスタイルで映画版を作ってもいいかどうかファンに聞いてみないとね(笑) でも、トムはシリーズの終了についてよく触れているけど、何て言っていたかしら? "さよならを言うのに相応しい時"だったかな」と、話をトムへ振った。
そのローレンの言葉にトムは「相応しい時だと感じているよ。映画化が絶対にないとは言わないけど、キャラクターを演じ終えるタイミングだったと思うし、"この役に続投することがあるか?"と質問されたら、その答えは"わからない"だね。知る由もない。だけど、将来的に映画化は楽しそうだね!」と、少なからず前向きであるようだ。
※ここからは、シーズン6最終話のネタばれをあるのでご注意ください!
また二人は、ルシファーとクロエの関係がファンの望む"結婚"という形で終わらず、悪魔として地獄へ戻ったルシファーと、独りの人生を送るクロエのエンディングに満足しているという。
トムは「結婚式で終わるハッピーエンドだったら、しっくりこなかっただろう。それだと番組の真意に反すると思う。それに、最後に犠牲を払うこと、その犠牲を理解すること、なぜロリ(ルシファーの娘)とルシファーが一緒に人生を過ごさなかったのか...ということを、本当に理解することが一番重要だったと思う。それを理解できれば結末を受け入れられるし、それにより他のすべてが一カ所に納まるんじゃないかな」と説明した。
以前のインタビューでローレンは、「"ホロ苦い"という表現は、エンディングを要約するピッタリな言葉。ファンは望んだ結末を得られると思う」とコメントし、トムも「視聴者が泣いてくれるといいな。ファンがすすり泣いてくれることを心から願っているよ」と述べていた。今振り返ると、二人の発言するところの意味がよくわかるのではないだろうか。
『LUCIFER/ルシファー』ファイナルシーズンはNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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Netflix『LUCIFER/ルシファー』