Disney+『ワンダヴィジョン』あのキャラを主人公にしたスピンオフシリーズを制作

Disney+(ディズニープラス)のマーベル・ドラマ『ワンダヴィジョン』。本作に登場した、あのキャラクターを主人公にしたスピンオフを同社が製作中であることが分かった。米Varietyが伝えている。

エリザベス・オルセン演じるワンダ・マキシモフとポール・ベタニー演じるヴィジョンを主人公に『アベンジャーズ/エンドゲーム 』 のその後を描く、マーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』。この度、スピンオフの制作が明らかになったのはキャスリン・ハーン(『トランスペアレント』)演じるアグネスこと、アガサ・ハークネスだ。

スピンオフの詳細は明らかになっていないが、情報筋によるとダークコメディになる様子。『ワンダヴィジョン』のクリエイターを務めたジャック・シェイファーがスピンオフでも脚本と製作総指揮を担当するとみられている。過去に『アナと雪の女王/家族の思い出』や、アン・ハサウェイ(『モダン・ラブ ~今日もNYの街角で~』)とレベル・ウィルソン(『ピッチ・パーフェクト』シリーズ)主演の映画『ザ・ハッスル』、そしてマーベル映画『ブラック・ウィドウ』などでペンを執ってきたシェイファーは、今年5月にマーベル・スタジオ、そして20世紀テレビジョンと包括契約を締結。このままスピンオフの企画が進行すれば、契約後、初の作品になる。女性を主人公にした作品を得意とするシェイファーが描く、新たな物語に期待が高まる。

マーベル・スタジオは数々の進行中の企画同様、本件について口を開いていない。またシェイファーやキャスリンの代表者にVarietyがコメントを求めたが、返事は来ていないという。

今年1月にディズニープラスで展開する実写マーベル・ドラマ第1作目として配信スタートした『ワンダヴィジョン』。世界中で人気を集め、エミー賞では23ノミネートを獲得。キャスリンも助演女優賞候補入りを果たした。キャスリンは米Showtimeにて製作中のコメディアンのジョーン・リヴァーズにフォーカスしたリミテッド・シリーズでも主演を務めるとのこと。その他にもApple TV+の『となりの精神科医』や映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の続編などプロジェクトが立て込んでいるところに、新たにスピンオフが加わる。

続報が届き次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『ワンダヴィジョン』(c) 2020 Marvel