マーベルはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でリリースする映画やドラマシリーズを数多く製作しているが、どのプロジェクトを劇場公開して、どれをDisney+(ディズニープラス)でリリースするのか、いかにして決定しているのだろうか? その基準について、プロデューサーのジョナサン・シュワルツが明かしている。米Screen Rantが報じた。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』や『キャプテン・マーベル』、最近公開された『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で製作を務めるジョナサン・シュワルツが、Disney+でリリースするMCUプロジェクトを決定する過程について述べている。
「私たちは、その点について一緒に考えるんだ。"どの作品がDisney+に相応しくて、どれが映画向けか?"ってね。どのキャラクターがどこで登場するかとか、グループで考えるんだ。 Disney+の良いところは、別のキャンバスや他の構成が必要な映画ならできるであろう、規格外の物語でも伝える機会を与えてくれる点じゃないかな。そういった作品は過去に製作していただろう映画よりも、少し変わっていてワイルドなんだ。今では、そういった作品をやる自信をドラマシリーズが与えてくれたから、過去にはできなかったような映画も製作できる。視聴者は様々なストーリー展開に慣れているから、すべての作品が限界に挑みたがっていると思うよ」
Disney+では、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を描く『ワンダヴィジョン』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』、『ロキ』など個々のキャラクターにフォーカスしたドラマシリーズが次々に配信されている。
今後は、ホークアイことクリント・バートンを主人公にした『ホークアイ』、ハルクのいとこで弁護士のジェニファー・ウォルターズをフィーチャーした『She-Hulk(原題)』、復讐の化身ムーンライトを描く『Moon Knight(原題)』、天才ティーンエイジャーのリリ・ウィリアムズを主人公にした『Ironheart(原題)』などが待機中だ。
現在、MCUはフェーズ4の作品がリリースされているが、これからフェーズ5や6で、どんな作品が劇場公開され、どのシリーズがDisney+で配信されるのか注目しておきたい。(海外ドラマNAVI)
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『ホワット・イフ...?』© 2021 Marvel