リブート版『ゴシップガール』シーズン1第10話にオリジナルからあの人たちが登場!

全12話のうち、後半6話が本国で11月末からはじまり、先日シーズンフィナーレが配信されたHBO Maxリブート版『ゴシップガール』。あるエピソードでオリジナルからあの人が出演しファンを沸かせていると米TV Lineが伝えている。(本記事は日本では未配信の最新エピソードのネタバレを含みますのでご注意ください)

オリジナルキャストの再登場が実現したのは、シーズン1第10話。エミリー・アリン・リンド演じるオードリー・ホープが、アメリカファッションデザイナー協会の役員を務めるエレノア・ウォルドーフ主催のハヌカパーティの招待券を姑息な手段で入手するというストーリーが描かれた。ここでマーガレット・コリンがブレアの母エレノア役で再登場しただけでなく、サイラス役のウォーレス・ショーンやドロータ役のズザンナ・シャコフスキー、ドロータの夫ヴァーニャ役のアーロン・シュワルツも復活。

「人間としても、キャラクターとしても象徴的な彼らと一緒にいるだけで喜びでした」と話すのは、ショーランナーのジョシュア・サフラン。彼いわく最初にアプローチしたのはズザンナだったそう。「その後はとんとん拍子に事が進みました。現場で彼らを見られたことは喜びだったし、彼らのための脚本を用意することも、マーガレットにイディッシュ語を話させることも喜びだった」

東欧のユダヤ人の間で話され、ユダヤ語と呼ばれることもあるイディッシュ語については面白い裏話があるそう。「なんでそうなったか僕にもわからないんだけど、当時現場には3人しかユダヤ系の人がいなかったんだ。その3人とは、僕と共同製作総指揮のエイプリル・ブレアと僕のアシスタント。ユダヤ系の俳優はいなかったから、僕たちがお祈りを読まないといけなかったんだ。作中で流れてくるお祈りは僕らのものだよ。ユダヤ人がいないハヌカエピソードになったんだ」

レイトン・ミースター演じるブレア自身は登場しなかったものの、いま彼女は何をしているのか新情報が明らかに。例えば母親が立ち上げた「ウォルドーフ・デザイン」を娘に譲っていたり、ブレア自身はパリで多くの時間を過ごしているそうだ。

オリジナルのキャストが再びゴシップガールの世界に戻ってくるのを見られるのは、ファンにとって嬉しい限り。すでに製作が決定しているシーズン2でもオリジナルキャストの登場を期待したい。

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『ゴシップガール』シーズン4より(C)Warner Bros. Entertainment Inc.