人気ドラマ『SEX AND THE CITY』で、主人公キャリーにとってかけがえのない親友スタンフォードを演じたウィリー・ガーソン。今年9月に57歳という若さで亡くなった彼は、続編『AND JUST LIKE THAT...』にも続投しているが、キャリー役のサラ・ジェシカ・パーカー以外のキャストには、闘病している事実を隠していたという。米Screen Rantが報じている。
『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』は、30代の時よりもさらに複雑になった50代の日々を送るキャリー、ミランダ、シャーロットの友情や生活の変化を描く。
ミランダ役のシンシア・ニクソンは本作のプロモーションで、当初ウィリーの闘病生活を知らなかったと明かしている。
「その事実が否定できなくなるまで、撮影中に彼が病気だと知っていたのはサラ・ジェシカだけでした。それから、残りの人たちに知らされたのです。感謝すべきは、彼が病気だと知る前だけでなく、その後も彼と一緒に撮影できたことです。ですから、私たちはそのことについて話をしたり、彼に耳を傾けたりすることができました。それ以上、隠すことなく話し合うことが、私たちにとっても彼にとっても大切だったと思います。シャーロット(クリステン・デイヴィス)が言うように"死は人生の一部"ですが、ウィリーの病気により、どれほど愛する人たちが自分にとって大切であるかを痛感しました」
ウィリーは『AND JUST LIKE THAT...』にスタンフォード役でカムバックしているが、最近のインタビューでショーランナーのマイケル・パトリック・キングが、「本作ではスタンフォードの死は描かないことに決めた」と回答している。
亡きウィリーの活躍を称えながら観賞したい『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』は、12月29日(水)よりU-NEXTで独占配信開始。(海外ドラマNAVI)
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『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』Photograph by Craig Blankenhorn / HBO Max