大人気犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のエリーことエレノア・ビショップ役で知られるエミリー・ウィッカーシャムが、同フランチャイズに再び帰ってきた。シーズン11から8シーズンにわたってレギュラーを務め、2021年のシーズン18をもって惜しまれつつ降板したエミリー。彼女が当時シリーズを去った理由と、最新スピンオフ『NCIS:オリジンズ』での復帰に至る舞台裏を振り返る。
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シーズン18での衝撃的な別れと降板に隠された真相
シーズン18の最終話において、機密文書を漏洩させた罪を認めてチームを去るという不名誉な形で姿を消したビショップ。しかし、この一連の出来事は、CIAのオデット・マローンによる極秘の潜入捜査に加わるための偽装工作であったことが後に判明する。
エミリーは最終話の全米放送当日である2021年5月25日、自身のInstagramを通じてシリーズからの卒業を正式に表明。「ハットとジャケットを脱ぐ時が来た。素晴らしい道のりだった」と共演者やスタッフへ感謝のメッセージを綴っていた。
その後、2024年8月のポッドキャスト番組『Off Duty: An NCIS Rewatch(原題)』に出演した際、エミリーは「番組を去る準備ができていた。キャリアのその章を締めくくり、次に進む潮時だった」と語り、自らの意志で卒業を選んだことを明かしている。
私生活の大きな節目と、俳優休業の背景
『NCIS』降板後、エミリーは俳優業を一時休止。実生活では俳優のジェームズ・バッジ・デールと結婚し、二人の息子(2021年生まれのカシウス、2024年生まれのゼファー)を出産するなど、人生の大きな転機を迎えていた。拠点をロサンゼルスからニューヨークへ移したことも大きな変化だ。
ポッドキャスト番組では、降板のわずか1か月後に第1子の妊娠が発覚したことを告白。「仕事のない生活がどういうものかを見極めつつ、心身のプレッシャーを抜き、リラックスしようとしていた」と当時を回顧する。さらに「『NCIS』に出演している間は、人生のすべてがNCIS一色になる。毎日がその連続で、外で別のことをする余裕はほとんど残されていない」と、多忙を極めた撮影生活の実態を明かした。
本家へのサプライズ再登場と前日譚『NCIS:オリジンズ』への出演
一度はチームを離れたエミリーだが、『NCIS』シーズン23で電撃復帰を果たす。第10話「彼女」では、サイバー犯罪者の疑いをかけられたビショップを追う『NCIS: Elite』の任務が描かれ、ニック・トーレス(ウィルマー・バルデラマ)との間に以前から秘密のロマンスがあった事実も判明した。
トーレス役のウィルマーは2026年3月のインタビューで「関係を匂わせるだけでなく、しっかりとワンシーンを描き切ったことには驚いた。番組が新しい領域へ踏み込み、ファンが見たい世界を広げてくれたのは素晴らしい」と語っている。同エピソードでは、エミリーの降板と入れ替わるように登場したジェシカ・ナイト(カトリーナ・ロー)ら新旧メンバーとの共演も実現した。
そして、2026年10月27日放送の『NCIS:オリジンズ』にて、エミリーは再びビショップ役として姿を見せる。新局長となったトニー・ディノッゾから、何者かに撃たれたギブスの襲撃者を突き止める任務を託されるという展開だ。マークとのツーショットを自身のSNSに投稿したエミリーは、「私の原点(オリジン)の物語……この作品と仲間たちを愛しているし、その一部になれて嬉しい」と喜びを綴っている。
現時点でエミリーはレギュラーキャストへ復帰したわけではない。しかし、今後のエピソードで再び登場する可能性については前向きな姿勢を崩していない。
2026年2月のインタビューにおいて、エミリーは「また戻れるなら喜んで引き受ける。可能性のドアを閉ざすつもりは全くない」とコメント。「素晴らしいセットと最高のチームに恵まれ、長年仕事ができたことは本当に幸運だった。声をかけてもらえるなら、ぜひまた参加したい」と語っており、ファンにとっては今後のサプライズにも期待が高まる。
オリジナル版『NCIS』とそのスピンオフ『NCIS:オリジンズ』はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)




