『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』シーズン3第6話「別の世界線」は、ゾンビ・アポカリプスが起こらなかった“もしも”の世界を描いた異色のエピソードだ。マギー役のローレン・コーハンが、ニーガンとの“まさかの関係性”や撮影秘話について語っている。(※本記事は、『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』シーズン3第6話「別の世界線」のネタバレを含みますのでご注意ください)
-

『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』シーズン3に本家で死んだキャラが復帰!
大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』で死んだはずのベス・グ …
「最後まで、ずっとハラハラさせられました」
シーズン3第6話で舞台となるパラレルワールドで、マギーは妹ベスに会いにニューヨークを訪れ、家族の農場を守るために一緒に帰ってほしいと説得する。一方で、現実世界では宿敵同士であるマギーとニーガンが偶然ダイナーで出会い、焼き栗を食べたりクリスマスマーケットを巡ったりと、まるでロマンティック・コメディ作品のような一日を過ごす。さらに、占い師から「運命は巡り合うべき人を必ず引き合わせる。お互いを大切にしなさい」と告げられ、二人の間に思わぬ空気が流れることになる。
もちろん、現実世界でニーガンはマギーの夫グレンを殺害した張本人。その二人が恋愛関係になるかもしれないという展開は、多くのファンにとって衝撃的だった。
米Entertainment Weeklyのインタビューでマギー役のローレンが、この展開について「あれはショーランナーのセス・ホフマンのジョークだったんです」と笑いながら回想。「(『ウォーキング・デッド』シリーズでは)どのエピソードも恐ろしいものにしなきゃいけないような感じなのですが、今回特に恐ろしいのは“マギーとニーガンが……”(吐き気を催すような音を立てる)ってところですよね。結局そうはならないと分かる最後まで、ずっとハラハラさせられました。“よし、キスはしないんだ。良かった!”って安心した後は、“うわっ、すごく奇妙だわ。どうなってるの? 私、この人たちのこと知ってるのに”って思いました」と振り返っている。

また本エピソードでは、本家シリーズで命を落とした妹ベスも再登場。ベス役のエミリー・キニーとの再共演についてローレンは、「撮影前からエミリーとは一緒に過ごしていましたが、噴水の前に立っている彼女の姿を見た瞬間、本当に胸がいっぱいになりました」とコメント。「まるで時間が巻き戻ったような気持ちになりました」と、特別な思いを明かした。
さらに、現実とは異なる世界でマギーを演じる難しさについても言及。ホフマンが脚本を書き始めた時、オリジナルの人物とどれぐらい似せて、別バージョンのマギーとニーガンを描くべきかを話し合ったという。パラレルワールドだが、それでも脚本家のジェイシー・ヘルドリッチは、オリジナルのマギーらしさを残しながら、“もしも”という可能性を自然に演じられる脚本を執筆してくれたと説明している。
そして、ローレン自身が最も印象に残ったのは、エピソードのラストだった。「最初は“このエピソードで何を伝えたいんだろう?”と悩みました。でも完成版を観て、“ああ、私はただその場に身を置いていたんだ”と気づきました。相手とのやり取りや、先が見えない状況そのものの中にいたんです。そして最後には、“お互いの人生にとって、一緒にいたことはプラスだったのか、それともマイナスだったのか?”という問いに辿り着きました。私にとって、その答えはこうでした。“だからこそ二人は一見不釣り合いでありながら、何らかの理由で結ばれているんだ”と」
さらに、“もしもの世界”は映画『恋人までの距離(ディスタンス)』のようなエピソードだったとも付け加えたローレン。イーサン・ホークとジュリー・デルピーが旅先で出会うと一日だけ恋人のフリをすることになった男女を演じる映画に例え、「それぞれの要素を足し合わせた以上の、素晴らしいものが生まれたと感じています。あとは視聴者の皆さんに委ねるしかありません」と述べ、ローレン本人は「このエピソードを気に入っていますよ」と言ってインタビューを締めくくった。
『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』シーズン1~3はU-NEXTで独占配信中。(海外ドラマNAVI)








