2001年に人気SFドラマ『スター・トレック/ヴォイジャー』の最終回が放送されてから、2026年で25年が経つ。多くのファンが「その後の物語」を熱望してきた結末に対し、ついに新たな公式ストーリーが誕生した。グラフィックノベル「Star Trek: Voyager—Homecoming(原題)」が、“もう一つの最終回”としてヴォイジャーの地球帰還後を描いている。
-

『スター・トレック/ヴォイジャー』ジェーンウェイ艦長、ユニバースにカムバック!「私は彼女から離れたことはありません」
TVシリーズ『スター・トレック/ヴォイジャー』で主人公キャスリン・ジェーンウェイ艦長を演じたケイト・マルグルーが、ユニバースにカムバックする。英Digital Spyが報じている。 ケイトは、米Paramount+で今年10月に配信開始予定のアニメシリーズ『Star Trek: Prodigy(原題)』で再びジェーンウ…
伝説的最終回の残した課題
『スター・トレック/ヴォイジャー』は、USSヴォイジャーが遥か彼方のデルタ宇宙域へ飛ばされてしまうところから物語が始まる。キャスリン・ジェーンウェイ船長(ケイト・マルグルー)は、地球への帰還に約75年かかると知りながらも帰路につくことを決断。7シーズンにわたり、ヴォイジャーは数々の困難を乗り越え、新たな仲間や敵と出会いながら故郷への距離を縮めていった。
シリーズ最終回「道は星雲の彼方へ」では、地球までの長い道のりを残すヴォイジャーの前に、未来からやって来たジェーンウェイが現れる。未来の彼女は、多くの仲間を失った過酷な旅の悲劇を繰り返さないため過去へ遡り、機械生命体ボーグへ立ち向かう。作戦は成功し、ヴォイジャーを一気に惑星連邦宙域へ帰還させた。しかし物語はそこで幕を閉じ、乗組員たちが実際に地球へ到着する瞬間は描かれなかったため、ファンからは「本当の帰還まで見届けたかった」と長年惜しまれてきた。
異次元生命体8472と再戦! アルファ宇宙域で始まる新たな試練
そんな中、新たに制作された公式コミックシリーズ「Star Trek: Voyager—Homecoming(原題)」は、その続きを描く物語となっている。
物語では、アルファ宇宙域へ戻ったことで旅が終わるわけではなく、ヴォイジャーの新たな試練が始まる。乗組員たちはボーグだけでなく、デルタ宇宙域で遭遇した最も危険な敵の一つである、異次元生命体8472と再び対峙することになる。
本作の脚本を手がけたのは、『スター・トレック:プロディジー』にも携わったティリー・ブリッジズとスーザン・ブリッジズ。作画は、『スター・トレック』シリーズのほか、『トランスフォーマー』や『ゴジラ』のコミックでも知られるアンヘル・へルナンデスが担当している。
このミニシリーズは2025年、『ヴォイジャー』放送開始30周年を記念して全5話で刊行され、今回、最終回放送25周年に合わせて全5話を収録したグラフィックノベルとして、8月18日より発売される。
さらに『スター・トレック』コミックの展開は続く。9月にはクリストファー・キャントウェルが脚本、デニス・メンヒーアが作画を担当する新シリーズ『Star Trek #1』もスタートする予定だ。同作では、『スター・トレック:ピカード』でも活躍したセブン・オブ・ナインがUSSエンタープライズGの艦長となり、既知の銀河を越え、新たに発見された「イプシロン・セクター」へ向かう未知の冒険へ乗り出す。
『スター・トレック/ヴォイジャー』のラストに物足りなさを感じていたファンにとって、「Star Trek: Voyager—Homecoming(原題)」は長年待ち望んだ“もう一つの結末”となりそうだ。(海外ドラマNAVI)









