『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』において、主人公マギーが長年閉ざしてきた心を開き、新たなロマンスへと踏み出す可能性が浮上した。主演のローレン・コーハンと、新キャラクターのルイス役を演じるラウル・カスティーリョ(『TASK/タスク』)が、最新エピソードで描かれた印象的なシーンの背景や、亡き夫グレンの存在について語った。
以下、本シリーズのネタバレを含みますのでご注意ください。
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白昼夢で描かれた数年ぶりの笑顔と新たなアプローチ
8月16日(日)に放送された最新エピソードでは、マギー(ローレン)が医師のルイス(ラウル)とキスを交わす白昼夢のシーンが登場した。ルイスは、ニューヨーク市の居留地へ持ち帰る医療物資を探す旅に同行している人物だ。
マギーが誰かにロマンチックな感情を抱く描写は、2016年の本家『ウォーキング・デッド』シーズン7第1話で、夫のグレンがニーガンに殺害されて以来初めてのこととなる。実際の出来事ではないものの、マギーはここ数年見せなかったような無邪気な笑顔を浮かべ、ルイスと手をつないで踊り、「これがどんな感覚だったか忘れていた」と心を開く様子が描かれた。
このサプライズ演出についてローレンは「マギーに新しいロマンスが生まれるというアイデアを吟味した際、その重みに驚きました。これに取り組むこと自体が歴史的な決断に感じられたのです」とPEOPLE誌に語り、その展開を歓迎した。
「グレンの穴を埋める責任」新キャストが感じたプレッシャー
一方、演じるラウルは、この展開に対するファンからの大きな反響をあらかじめ覚悟していたという。
初期からのファンであるラウルは、「自分が果たすべき責任が非常に重大であることは最初から分かっていました。グレンは象徴的な存在であり、誰もが彼を愛していましたから。彼が去って以来、マギーが自分自身のそういう側面を封印してきたことも理解しています」と語る。
作中のルイスはグレンの存在を知らず、ただミステリアスなマギーに強く魅了されている。「ファンがどちらの方向であれ強い感情を抱くことは分かっています。それでも、二人の間に生まれた特別な一面を評価してもらえると嬉しいです」と続けた。
なお、ファンによるカップル名(「マギス」など)の命名について尋ねられると、ラウルは笑いながら「まだ考えていませんでしたが、どんな名前が付けられるのか楽しみにしています」と期待を寄せた。

悲しみの共有と代理の父親としての存在感
二人が距離を縮めた背景には、互いに「配偶者を失った悲しみ」を共有している点がある。劇中、ルイスはアウトブレイク直後に妻のマリソルが姿を消し、行方不明であることを打ち明けている。
さらに大きな要素となったのが、マギーとグレンの息子である10代のハーシェル(ローガン・キム)との関係だ。医療に関心を示すハーシェルに対し、ルイスは温かく技術を指導する。作中で父親のような存在がいなかったハーシェルにとって、ルイスは良きロールモデルとなりつつあるのだ。
ラウルは「ルイスが代理の父親的存在になっていく過程が気に入っています。ローガンとの撮影や、マギーを含めた『3人組』として新たな家族の可能性を模索するのが実に楽しかった」と振り返る。
コミック版のマギーは最終的に別の人物(ダンテ)と結ばれるが、ルイスは完全なオリジナルキャラクターだという。今後の展開についてラウルは「二人の関係はこれからも興味深い形で試練に直面し続けるでしょう」とを示唆した。
ショーランナーのセス・ホフマンによる「希望を持つことによって罰せられる必要はない」というアプローチを気に入っていると語るローレン。過酷な世界を生き抜いてきたマギーの未来にどのような光が差すのだろうか。
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